そろばんノート

早見表・計算ツール

損益分岐点 計算ツール

入力した固定費と変動費率による目安。

最終確認日 2026年10月15日

固定費と変動費率から、利益がちょうど0になる損益分岐点売上高と、今の売上高の安全余裕率、目標利益に必要な売上高を計算します。固定費300万円、変動費率60%なら、損益分岐点売上高は7,500,000円です。売上高が1,000万円なら、安全余裕率は25.0%です。グラフでは、売上高の線と費用の線が交わる点が損益分岐点です。

損益分岐点売上高7,500,000円
安全余裕率25.0%
損益分岐点比率75.0%
目標利益に必要な売上高7,500,000円
今の売上高での利益

計算式

損益分岐点売上高は「固定費 ÷(1 − 変動費率)」で、1 − 変動費率は限界利益率とも呼ばれます(J-Net21)。変動費率は「変動費 ÷ 売上高」です。目標の利益を出すのに必要な売上高は「(固定費 + 目標利益)÷(1 − 変動費率)」で計算します。

安全余裕率は「(売上高 − 損益分岐点売上高)÷ 売上高」で、売上がどれだけ減っても赤字にならないかを表します。損益分岐点比率は「損益分岐点売上高 ÷ 売上高」で、安全余裕率と足すと100%になります。

固定費と変動費の分け方

固定費は売上にかかわらずかかる費用で、家賃、正社員の給与、リース料、保険料などです。変動費は売上に応じて増える費用で、仕入れや材料費、外注費、販売手数料などです。水道光熱費のように両方の性質を持つ費用は、基本料金を固定費、使った分を変動費として分けるのが一般的です。

個人事業主やフリーランスでは、自分の生活費を固定費に含めて考えると、事業を続けるのに必要な売上が見えます。税金や社会保険料の見込みも固定費として考えると、手元に残る額の目安になります。

損益分岐点を下げるには

損益分岐点を下げる方法は、固定費を減らすか、変動費率を下げる(仕入れの値段を下げる、売価を上げる)かのどちらかです。変動費率60%で固定費を300万円から270万円に減らすと、損益分岐点は750万円から675万円に下がります。変動費率を55%に下げると、約667万円になります。どちらがどれだけ効くかは、ツールで数字を変えて比べられます。

よくある質問

赤字のときの安全余裕率は?
売上高が損益分岐点より少ないとマイナスになります。マイナスの割合だけ売上を増やすと、損益分岐点に届きます。
変動費率が100%以上だと?
売上が増えても費用がそれ以上に増えるので、損益分岐点はありません。売価か仕入れを見直す必要があります。

入力のしかた

固定費は1年分(または1か月分)の合計を入れ、売上高と目標利益も同じ期間で入れます。変動費率は、1年間の変動費の合計を売上高で割って%で入れます。売上の数字がまだない場合は、商品1つあたりの変動費を売価で割った割合を使うこともできます。

グラフは、横軸が売上高、縦軸が金額で、売上高の線と、固定費に変動費を足した費用の線を描いています。2本の線が交わる点より右側が黒字、左側が赤字です。

月ごとの見方

1年分の損益分岐点を12で割ると、1か月あたりに必要な売上の目安になります。売上に季節の波がある事業では、売上の少ない月にどれだけ赤字になるかも見ておくと、資金繰りの準備ができます。

計算の前提と出典

最終確認日 2026年10月15日。ここに出る結果は、入力した値と公表されている計算式で出した目安です。