そろばんノート

ボーナスの平均

公務員のボーナス(期末手当・勤勉手当)

国家公務員と地方公務員のボーナス(期末手当・勤勉手当)の月数、平均支給額、支給日を、人事院・内閣人事局・総務省の発表でまとめました。

この内容は2026年10月31日時点のものです。

最終確認日 2026年10月31日

国家公務員のボーナスは、期末手当と勤勉手当の2つで、6月と12月に支給されます。令和8年8月7日の人事院勧告で、一般の職員の年間の支給月数を4.65月分から4.7月分に引き上げる案が出され、給与法の改正案が国会で審議されています(人事院)。

内閣人事局が発表した平均支給額は、令和8年6月期(2026年夏)が約738,500円(平均32.9歳)、令和7年12月期(2025年冬)が約702,200円です。管理職を除く行政職の職員の数字です。

国家公務員の支給月数

人事院は、民間の企業が1年間に支給した特別給(ボーナス)の割合を調べ、公務員の月数を民間に合わせるよう勧告します。令和8年の勧告では、民間の4.72月分に対して公務員が4.65月分と下回っていたため、0.05月分の引き上げとされました。

引き上げは令和8年度の12月期にまとめて行い、令和9年度からは6月期と12月期を同じ月数にする案です。改正案は2026-10-09に国会に出され、2026-10-31の時点で成立していません。成立するまでの12月期は現行の月数で支給され、成立後に差額が支給されるのが通例です(内閣官房)。

支給の時期一般の職員の支給月数状況
令和7年度(2025年)6月期期末 1.25月+勤勉 1.05月支給済み
令和7年度(2025年)12月期期末 1.275月+勤勉 1.075月支給済み
令和8年度(2026年)6月期期末 1.2625月+勤勉 1.0625月支給済み
令和8年度(2026年)12月期期末 1.2875月+勤勉 1.0875月人事院勧告・法案(成立前)
令和9年度以後 6月期・12月期期末 1.275月+勤勉 1.075月法案の内容

期末手当と勤勉手当

期末手当は、在職期間に応じて支給される手当です。勤勉手当は、人事評価による成績率を使って支給額が決まる手当で、上の月数は支給総額を決めるための平均の月数です。同じ月数でも、勤勉手当の額は人によって違います。

管理職や指定職の職員は月数の配分が違い、たとえば指定職の年間の月数は3.50月分→3.55月分(法律案概要)とされています。

平均支給額の発表

内閣人事局は、6月と12月の支給日に、管理職を除く行政職の職員の平均支給額を発表します。平均支給額は「支給月数 × 平均給与額」で計算した、成績が標準の人の額です(内閣人事局)。

令和7年12月期(2025年冬)は、給与法の改正が支給日までに成立していなかったため前の年より少なく、成立後に差額が支給されると説明されています(内閣人事局)。

時期平均支給額支給月数平均年齢前年同期との比較
令和7年12月期(2025年冬)約702,200円2.26月32.9歳約19,800円(約2.7%)減少
令和8年6月期(2026年夏)約738,500円2.285月32.9歳約31,800円(約4.5%)増加

地方公務員のボーナス

地方公務員のボーナスも期末手当と勤勉手当で、月数は各自治体の条例で決まります。多くの自治体は国家公務員と同じ月数にしています。総務省の地方公務員給与の実態では、全地方公共団体の一般行政職の1人あたりの支給額は、令和6年度の1年分で1,702,670円です(総務省)。

種類1人あたりの年額(一般行政職)
期末手当917,513円
勤勉手当785,157円
合計(1年分)1,702,670円

支給日

国家公務員の支給日は、人事院規則で6月30日と12月10日と決められていて、その日が土曜日なら前の日、日曜日なら2日前になります(人事院規則9-40 第14条)。民間の会社の支給日は、ボーナスの支給日のページで説明しています。

ここにある数字は全国の平均です。住んでいる地域、勤め先の業種や規模、働き方によって、自分のボーナスは大きく違います。

よくある質問

公務員のボーナスはいつ増えますか?
人事院勧告が出た年の給与法改正が成立すると、その年の12月期から新しい月数になります。成立が12月10日に間に合わないときは、いったん現行の月数で支給し、成立後に差額が支給されます。
地方公務員のボーナスは国と同じですか?
多くの自治体は国家公務員と同じ月数を条例で決めていますが、自治体の人事委員会の勧告によって違う月数にしている自治体もあります。

出典と前提

最終確認日 2026年10月31日。このページの数字は公的統計の平均で、勤め先の賞与の額を決めるものではありません。賞与の額や支給の有無は、勤め先の就業規則や労働協約、会社の業績、本人の評価で決まります。手取りは、社会保険料と所得税を引いた額で、このサイトのボーナスの手取り計算で確かめられます。