ホイールの外側の縁は、取付面から「リム幅 ÷ 2 − インセット」の位置にあり、内側の縁は「リム幅 ÷ 2 + インセット」の位置にあります。7J インセット+48から8J インセット+45に替えると、外側の縁は15.7mm外へ、内側の縁は9.7mm内へ動きます。
下のツールに今と新しいホイールのリム幅とインセットを入れると、外側・内側の縁がどれだけ動くかを図で確かめられ、フェンダーまでの余裕を入れると収まるかどうかも表示します。
ホイールオフセットを計算する
リム幅はインチ(7Jなら7)、インセットはmmで入れます。アウトセット(マイナス)のホイールは、マイナスの数で入れます。
入れた寸法は、このページの中だけで計算し、どこにも送信しません。
計算のしかた
1インチは25.4mmなので、7Jのリム幅は177.8mm、その半分の88.9mmがリムの中心から縁までの距離です。インセット48mmなら、取付面はリムの中心より48mm外側にあるため、外側の縁は取付面から88.9 − 48 = 40.9mm、内側の縁は88.9 + 48 = 136.9mmの位置です。新しいホイールでも同じように計算し、差をとると動いた量になります。
インセットを変えたとき
リム幅が同じでインセットだけ小さくすると、ホイール全体が外へずれ、外側は出て内側は引っ込みます。7J+48から7J+38にすると、外側は10.0mm外へ、内側は10.0mm外側へ動きます。
リム幅を変えたとき
インセットが同じでリム幅を1インチ広げると、外側と内側にそれぞれ12.7mmずつ広がります。幅を広げながらインセットを大きくすると、外側への出方をおさえて内側に広げることができます。
タイヤの幅とリム幅の関係
同じタイヤでも、広いリムに組むと断面の幅は少し広がり、狭いリムでは少し狭くなります。タイヤには組み合わせられるリム幅の範囲があり、その範囲を外れると、ビードがリムに正しく収まらない、偏って減るといった心配があります。ホイールを替えるときは、今のタイヤをそのまま使えるかどうかも、タイヤのサイズと新しいリム幅の組み合わせで販売店に確かめてください。
はみ出しの保安基準
保安基準では、車軸の上の前寄り30°から後ろ寄り50°の範囲で、タイヤやホイールがフェンダーの外へ出てはいけません。乗用車で、いちばん外側がタイヤの部分は10mm未満の突出まで認められますが、ホイールの縁がフェンダーの外に出る場合はこの扱いになりません。用語や表示の詳しい説明はホイールのオフセット(インセット)とはにまとめています。
よくある質問
- ツールの結果が収まるなら車検に通りますか?
- このツールはリムの縁の位置だけを計算しています。タイヤの幅や形、キャンバー角、車高、ハンドルを切ったときの干渉などでも変わるため、取り付けた状態で確かめてください。
- フェンダーまでの余裕はどう測りますか?
- 車をまっすぐにした状態で、フェンダーの縁から垂らした糸などとホイールの外側の縁の間を測るのが一般的です。
- スペーサーを入れたときは?
- ワイドトレッドスペーサーの厚さの分だけ、インセットが小さくなったのと同じように外へずれます。
出典と前提
最終確認日 2026年10月24日。このページの数字は、タイヤのサイズとホイールの寸法から計算した設計上の目安です。実際の外径や、はみ出し・干渉の有無は、タイヤの銘柄や車の状態で変わります。車検に通るかどうかは、運輸支局などの検査や依頼する整備工場が判断します。