そろばんノート

職業別の平均年収

獣医師の平均年収

獣医師の平均年収を、厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)の職種別の表から、年齢別・男女別・企業規模別に並べました。

この内容は2026年10月31日時点のものです。

最終確認日 2026年10月31日

獣医師の平均年収は680.5万円です。厚生労働省の「令和7年 賃金構造基本統計調査」で、残業代を含む月の給与(きまって支給する現金給与額)が497,200円、1年間の賞与などが838,700円でした。

獣医師の平均年齢は38.7歳、平均勤続年数は9.6年で、年収は全職種の平均545.6万円より134.9万円高くなっています。

獣医師全職種の平均
年収(推計)680.5万円545.6万円
月の給与(きまって支給する現金給与額)497,200円370,500円
うち所定内給与額453,100円340,600円
年間賞与その他特別給与額838,700円1,009,600円
平均年齢38.7歳44.4歳
平均勤続年数9.6年12.7年
労働者数(推計)4,500人28,923,710人

年収 = きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額

きまって支給する現金給与額は令和7年6月分の給与で、残業代などの超過労働給与額を含みます。年間賞与その他特別給与額は前の年(令和6年)1年間の賞与・期末手当などです。調査の対象は、常用労働者10人以上の民営事業所で働く一般労働者(短時間労働者を除く)です。

全職種の平均(令和7年 賃金構造基本統計調査、一般労働者・男女計): 年収545.6万円、月の給与370,500円、年間賞与1,009,600円、平均年齢44.4歳、平均勤続年数12.7年

獣医師の年齢別の年収

獣医師の年収がいちばん高いのは45〜49歳の894.9万円で、25〜29歳の490.4万円の1.8倍です。 ※を付けた20〜24歳、40〜44歳、50〜54歳、55〜59歳、60〜64歳、65〜69歳は獣医師の労働者数が500人未満の年齢階級で、少ない人数の平均のため数字が大きく動くことがあります。

年齢月の給与年間賞与など年収(推計)労働者数
20〜24歳※287,600円44,400円349.6万円80人
25〜29歳367,200円497,600円490.4万円1,200人
30〜34歳436,300円687,000円592.3万円900人
35〜39歳556,200円842,900円751.7万円590人
40〜44歳※656,400円1,064,700円894.2万円230人
45〜49歳596,500円1,791,000円894.9万円730人
50〜54歳※714,600円590,000円916.5万円380人
55〜59歳※758,900円823,000円993.0万円140人
60〜64歳※380,600円782,900円535.0万円190人
65〜69歳※300,900円375,500円398.6万円60人
0万250万500万750万1000万20〜2425〜2930〜3435〜3940〜4445〜4950〜5455〜5960〜6465〜69
獣医師獣医師の年齢別の年収(令和7年、男女計、万円)

獣医師の男女別の年収

獣医師の労働者のうち女性は50.0%です。獣医師の年収は男性が715.8万円、女性が645.2万円で、女性は男性の90.1%にあたります。獣医師の平均勤続年数は男性10.4年、女性8.8年です。

年収(推計)月の給与年間賞与など平均年齢勤続年数労働者数
男女計680.5万円497,200円838,700円38.7歳9.6年4,500人
男性715.8万円533,200円760,000円38.2歳10.4年2,250人
女性645.2万円461,200円917,500円39.2歳8.8年2,250人

獣医師の企業規模別の年収

獣医師の年収は、企業規模1,000人以上が720.7万円、100〜999人が648.4万円、10〜99人が686.2万円です。獣医師でいちばん高い1,000人以上と、いちばん低い100〜999人の差は72.3万円です。

獣医師の労働者のうち、1,000人以上の企業で働く人は13.3%、10〜99人の企業で働く人は59.3%です(全職種はそれぞれ34.5%、29.1%)。

企業規模年収(推計)月の給与年間賞与など平均年齢労働者数
1,000人以上720.7万円489,300円1,335,400円39.7歳600人
100〜999人648.4万円437,200円1,238,000円39.5歳1,220人
10〜99人686.2万円526,500円544,200円38.1歳2,670人

獣医師の年収の推移(5年)

獣医師の年収は令和3年の592.1万円から令和7年の680.5万円へ、5年で88.4万円増えました(14.9%増)。獣医師の14.9%増に対して、同じ期間の全職種の平均は489.3万円から545.6万円への11.5%増です。

獣医師の5年間でいちばん年収が高かったのは令和6年の884.8万円で、推計される労働者数は令和3年の6,470人から令和7年の4,500人になりました。

調査年月の給与年間賞与など年収(推計)労働者数
令和3年425,000円820,800円592.1万円6,470人
令和4年494,700円929,800円686.6万円3,690人
令和5年491,800円955,500円685.7万円5,930人
令和6年713,000円291,800円884.8万円11,910人
令和7年497,200円838,700円680.5万円4,500人
0万250万500万750万1000万令和3年令和4年令和5年令和6年令和7年
獣医師全職種獣医師と全職種の年収の推移(令和3年〜令和7年、万円)

獣医師の労働時間

獣医師の所定内実労働時間は月165時間、残業などの超過実労働時間は月11時間です(全職種は162時間と11時間)。獣医師の月の給与のうち、残業代や深夜・休日・宿日直・交替の手当にあたる超過労働給与額は44,100円で、所定内給与額を所定内の労働時間で割ると1時間あたり2,746円になります。

獣医師全職種の平均
所定内実労働時間数(月)165時間162時間
超過実労働時間数(月)11時間11時間
超過労働給与額(月の給与 − 所定内給与額)44,100円29,900円
所定内給与額 ÷ 所定内実労働時間数2,746円2,102円

獣医師の手取りの目安

獣医師の平均年収680.5万円にいちばん近い年収680万円の手取りは、40歳未満の独身で年5,199,836円、月にならすと433,319円です。獣医師でも40歳から64歳までは介護保険料が加わり、同じ年収で年5,161,804円になります。

獣医師の仕事と給与を左右するもの

獣医師は獣医師法にもとづく国家資格で、動物の診療や保健衛生の指導のほか、食肉になる家畜を調べると畜検査なども担います。調査の職種「獣医師」には、獣医師、動物病院長(獣医師)、と畜検査員が含まれます。獣医科大学教授、動物病院助手、動物看護師、装てい(蹄)師は別の職種に分類されています。

民営事業所の集計のため、都道府県などで家畜衛生や食品衛生を担う公務員の獣医師は入っていません。動物病院を開いている獣医師(事業主)も調査の外です。獣医師は調査で推計される労働者数が4,500人と少なく、年ごとの数字の振れが大きくなりやすい職種です。

獣医学部は6年制のため、獣医師として働き始めるのは早くても24歳前後です。動物病院では夜間の救急や入院動物の当番があり、深夜の手当は超過労働給与額に入ります。

獣医師の年収のうち賞与などが占める割合は12.3%で、全職種の18.5%より低くなっています。獣医師の年間賞与は、月の給与の1.7か月分にあたります。

よくある質問

獣医師のボーナスは何か月分ですか?
獣医師の年間賞与その他特別給与額は838,700円(令和6年の1年間の支給額)で、令和7年6月分の月の給与497,200円の1.7か月分にあたります。
獣医師の年収がいちばん高いのは何歳ですか?
獣医師は5歳きざみの年齢階級で見ると、45〜49歳の894.9万円が最も高くなっています(労働者数500人未満の階級を除く)。
獣医師の手取りは月いくらですか?
獣医師の平均年収680.5万円に近い年収680万円では、手取りは月433,319円ほどです(東京都・独身・40歳未満の会社員の計算)。

出典と前提

最終確認日 2026年10月31日。平均年収の数字は公的統計の平均で、個人の年収を決めるものではありません。民間の職業は事業所に雇われている人の調査で、自分で事務所や店を開いている人は入っていません。公務員の年収は人事院の公表値か、総務省の月額と期末・勤勉手当から出した推計です。手取りは、このサイトの年収別 手取り早見表と同じ計算(東京都・独身の会社員)による目安です。