ボーナスの平均 年代別
年代別・男女別のボーナスの平均を、厚生労働省の賃金構造基本統計調査で見ます。1年分の賞与が月給の何か月分か、年収に占める割合も出しました。
この内容は2026年10月31日時点のものです。
最終確認日 2026年10月31日
年代別のボーナスの平均は、厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)で見ることができます。1年分の賞与(年間賞与その他特別給与額)は、25〜29歳で72.7万円、55〜59歳で133.0万円です。年齢が上がるほど多くなり、50代後半でいちばん多くなります。
全年齢の平均は101.0万円で、月の給与(きまって支給する現金給与額)37.0万円の2.72か月にあたります。夏と冬を合わせた1年分の数字なので、1回分はおよそその半分です。毎月勤労統計調査の支給率では夏と冬を合わせて2.1か月分ほどで、この2.72か月より少ないのは、賃金構造基本統計調査が10人以上の民間の事業所で働く一般労働者(パートなどの短時間労働者を除く)だけを数えるのに対し、毎月勤労統計調査はパートタイム労働者も含めた5人以上の事業所が対象で、支給率も事業所ごとの割合を平均しているためです(ボーナスは何ヶ月分が平均か)。
年代別・男女別のボーナス(1年分)
この調査は、従業員10人以上の民間の事業所で働くフルタイムに近い一般労働者が対象で、パートなどの短時間労働者は入っていません。賞与の額は、調査した年の前の年1年間に支払われた分です(厚生労働省)。
表の「月給の何か月分」は年間の賞与を月の給与で割った数字で、「年収に占める割合」は月の給与の12か月分と年間の賞与を足した年収の推計に対する割合です。
| 年齢 | 男女計 | 男性 | 女性 | 月給の何か月分(男女計) | 年収に占める割合 |
|---|---|---|---|---|---|
| 20〜24歳 | 41.2万円 | 45.0万円 | 37.1万円 | 1.54か月 | 11.4% |
| 25〜29歳 | 72.7万円 | 79.2万円 | 64.7万円 | 2.32か月 | 16.2% |
| 30〜34歳 | 89.4万円 | 101.3万円 | 70.3万円 | 2.57か月 | 17.6% |
| 35〜39歳 | 104.7万円 | 120.1万円 | 75.7万円 | 2.78か月 | 18.8% |
| 40〜44歳 | 116.7万円 | 135.9万円 | 82.2万円 | 2.93か月 | 19.6% |
| 45〜49歳 | 122.3万円 | 145.7万円 | 83.0万円 | 2.99か月 | 19.9% |
| 50〜54歳 | 131.7万円 | 158.1万円 | 86.3万円 | 3.15か月 | 20.8% |
| 55〜59歳 | 133.0万円 | 159.0万円 | 85.6万円 | 3.14か月 | 20.7% |
| 60〜64歳 | 86.2万円 | 99.2万円 | 59.9万円 | 2.46か月 | 17.0% |
| 65〜69歳 | 41.4万円 | 44.9万円 | 33.1万円 | 1.38か月 | 10.3% |
20代・30代
20〜24歳の1年分の賞与は41.2万円、25〜29歳は72.7万円です。20代前半は勤め始めて間もない人が多く、賞与の査定の期間に働いていた月が短いため、少なくなります。30〜34歳では89.4万円、35〜39歳では104.7万円まで増えます。
男女の差は、20代ではそれほど大きくありません。25〜29歳の男性は79.2万円、女性は64.7万円です。
40代・50代・60代
40〜44歳は116.7万円、50〜54歳は131.7万円です。男性の50代後半は159.0万円で、女性の同じ年代の85.6万円の倍以上になります。役職や勤続年数の差が、賞与の差になってあらわれていると考えられます。
60代前半では86.2万円に下がります。定年のあと、再雇用で給与と賞与の決まり方が変わる人がいるためと考えられます。
新卒1年目のボーナス
賞与の額を、査定期間に働いた月数や評価で決める会社では、入社してすぐの夏のボーナスは、査定期間の多くが入社前にあたるため、少なくなるか、出ないことがあります。冬のボーナスは、査定期間に働いた月数に応じた額になる会社が多いと考えられます。
1年目のボーナスを示す公的な統計はありません。上の表の20〜24歳の数字は、勤め始めて数年の人も含めた平均です。会社ごとの決まりは、就業規則や入社時の労働条件の書面で確かめられます。
正社員とパート・アルバイト
国税庁の民間給与実態統計調査(令和7年分(2025年1月〜12月の支給)分)では、正社員(正職員)の平均賞与は102.2万円、正社員以外(パート・アルバイトなど)は11.9万円です。この調査は年齢別の賞与を公表していないため、年代別の数字は賃金構造基本統計調査を使っています(国税庁)。
| 働き方 | 平均賞与 | 平均給与(年収) | 年収に占める割合 |
|---|---|---|---|
| 正社員(正職員) | 102.2万円 | 559.3万円 | 18.3% |
| 正社員(正職員)以外(パート・アルバイトなど) | 11.9万円 | 209.5万円 | 5.7% |
| 役員 | 49.5万円 | 786.3万円 | 6.3% |
手取りの目安
賞与からは社会保険料と所得税が引かれ、手取りはおよそ8割になります。金額ごとの手取りはボーナスの手取り早見表で、年代別の年収は平均年収の早見表で見られます。
よくある質問
- 年代別のボーナスは夏と冬に分けて出ていますか?
- 賃金構造基本統計調査は1年分の合計だけです。夏と冬の別は、年齢の分かれていない毎月勤労統計調査で見られます。
- 女性のボーナスが少ないのはなぜですか?
- この調査はフルタイムに近い人が対象ですが、それでも役職や勤続年数、業種の違いが賞与の差になります。働き方の違いを合わせて見るには、国税庁の正社員とそれ以外の数字も参考になります。
出典と前提
最終確認日 2026年10月31日。このページの数字は公的統計の平均で、勤め先の賞与の額を決めるものではありません。賞与の額や支給の有無は、勤め先の就業規則や労働協約、会社の業績、本人の評価で決まります。手取りは、社会保険料と所得税を引いた額で、このサイトのボーナスの手取り計算で確かめられます。