そろばんノート

電気代の計算と目安

月の電気料金の計算と検針票の見方

単価の例は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(税込)。ほかの電力会社は検針票の単価を入れて計算します。

最終確認日 2026年10月17日

契約アンペア(または最低料金)、1か月の使用量、段階ごとの単価、燃料費調整単価、再エネ賦課金の単価を入れると、月の電気料金を内訳つきで計算します。最初は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(2026年11月1日からの単価)を入れてあり、30Aで260kWhなら、燃料費調整を0円としたとき10,947円です。単価は検針票(電気ご使用量のお知らせ)や電力会社のページの数字に書き換えられます。

基本料金1,176.18円
電力量料金 第1段階3,582.00円
電力量料金 第2段階5,103.00円
電力量料金 第3段階0.00円
燃料費調整額0.00円
再エネ賦課金1,086円
月の電気料金(円未満切り捨て)10,947円
使用量の段階第2段階まで
使用量を10%減らすと

    電気料金の内訳

    月々の電気料金は、契約容量で決まる基本料金と、使用量に応じた電力量料金に、再生可能エネルギー発電促進賦課金を足した合計です。電力量料金には、燃料の価格の動きに応じて燃料費調整額が足されるか差し引かれます(資源エネルギー庁)。

    従量電灯の電力量料金は3段階で、120kWhまでの第1段階がいちばん安く、300kWhをこえる第3段階がいちばん高い単価です。第1段階は、国が保障する最低限の生活水準(ナショナル・ミニマム)の考え方を取り入れた比較的低い料金と説明されています(東京電力エナジーパートナー)。30Aで300kWhを使った月なら、基本料金1,176.18円、第1段階3,582.00円、第2段階6,561.00円、再エネ賦課金1,254円で、合計は12,573円(燃料費調整0円の場合)になります。

    東京電力エナジーパートナー 従量電灯Bの単価(2026年11月1日の見直し)

    東京電力エナジーパートナーは、各一般送配電事業者の託送料金の見直しを受けて、2026年11月1日から従量電灯Bの単価を見直します(2026年9月29日の発表)。30Aの基本料金は935.25円から1,176.18円に上がり、電力量料金の単価は各段階で1kWhあたり0.05円上がります。

    同社が示す平均モデル(30A・260kWh、2026年11月分の燃料費調整単価▲5.33円と再エネ賦課金4.18円で計算)では、見直し前が9,307円、見直し後が9,561円です。このツールでも、単価の例を切り替えて燃料費調整単価に-5.33と入れると、同じ9,307円と9,561円になります。

    区分(税込)2026年10月31日まで2026年11月1日から
    基本料金 10A311.75円392.06円
    基本料金 15A467.63円588.10円
    基本料金 20A623.50円784.12円
    基本料金 30A935.25円1,176.18円
    基本料金 40A1,247.00円1,568.24円
    基本料金 50A1,558.75円1,960.30円
    基本料金 60A1,870.50円2,352.36円
    電力量料金 120kWhまで(1kWh)29.80円29.85円
    120kWhをこえ300kWhまで36.40円36.45円
    300kWh超40.49円40.54円

    検針票で見るところ

    検針票やWeb明細では、契約(従量電灯Bの30Aなど)、使用量(kWh)、請求金額のほか、燃料費調整単価と再エネ発電賦課金の行を見ます。使用量と単価を書き写してツールに入れると、請求額との違いがあれば、どの行で差が出ているかを確かめられます。

    関西・中国・四国の従量電灯Aと沖縄の従量電灯には基本料金がなく、最初の15kWh(四国は11kWh、沖縄は10kWh)までは一律の最低料金がかかる形です(関西電力、中国電力、四国電力、沖縄電力)。この形の人は「料金の形」で最低料金ありを選び、最低料金とその範囲のkWh、3段階の単価を検針票から入れます。

    計算の決まり

    基本料金と電力量料金は銭の単位まで計算し、再エネ賦課金は円未満を切り捨て、最後に合計の円未満を切り捨てます(東京電力エナジーパートナーの計算例)。燃料費調整額は単価に使用量をかけた額で、単価がマイナスの月は料金から差し引かれます。

    政府の電気・ガス料金支援がある月は、その値引き単価が燃料費調整単価から差し引かれる形で請求に反映されます。支援の値引き単価の欄に入れると、その分を差し引いた金額になります。使用量が0kWhの月は基本料金が半額になる定めがあり、ツールもそのように計算します。

    よくある質問

    検針票の金額とぴったり合わないのはなぜですか?
    燃料費調整単価の入れ忘れ、検針期間の途中で単価が変わった月(日割り)、口座振替の割引、ほかのサービスの料金のまとめ請求などが考えられます。燃料費調整単価は毎月変わるので、その月の検針票の単価を入れてください。
    新電力の料金でも計算できますか?
    基本料金と3段階の単価で決まるプランなら、単価を自分で入れる設定にして、検針票の基本料金と単価を入れれば計算できます。市場価格に連動するプランや時間帯で単価が変わるプランは、このツールでは計算できません。
    契約アンペアを下げると安くなりますか?
    基本料金は下がりますが、電力量料金は使った量で決まるため、合計が下がるのは基本料金の差の分だけです。30Aと20Aの差は、2026年11月からの従量電灯Bで1か月392.06円です。

    計算の前提と出典

    最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。