電気毛布を「中」で一晩8時間使うと、電気代は約5円、30日で149円です(1時間の消費電力量20Wh、31円/kWh)。「強」なら一晩約9円、「弱」なら約1円です。
金額は「1時間の消費電力量(Wh)÷ 1,000 × 8時間 × 単価」で、中の20Whなら0.16kWh、31円をかけて5円です。
| 設定 | 1時間の消費電力量 | 一晩8時間 | 1か月(30日) |
|---|---|---|---|
| 強 | 35Wh | 9円 | 260円 |
| 中 | 20Wh | 5円 | 149円 |
| 弱 | 5Wh | 1円 | 37円 |
| 定格55Wで通電し続けた場合 | 55Wh | 14円 | 409円 |
定格の消費電力と実際の電力量
電気毛布の定格消費電力は、メーカー各社の現行機で32〜80W(敷き毛布32〜55W、掛け敷き兼用50〜80W)です。ただ、温度を保つためにヒーターが入ったり切れたりするので、1時間に使う電力量は定格より小さく、メーカーは強で21〜50Wh、中で13〜27Wh、弱で2〜13Whほどと示しています。
定格の数字のまま計算すると、50Wで8時間・30日なら372円になりますが、これはずっと通電した場合の上限です。実際の電気代は、表の中や弱の行に近くなります。
掛け敷き兼用の大きなサイズは定格80Wほどで、中の設定でも1時間27Whほどになる機種があります。27Whで一晩8時間なら約7円、30日で201円です。
エアコン暖房と比べると
6畳用エアコンの暖房の定格消費電力は、省エネ性能カタログ2025年版に載っている機種で415〜620W、中ほどの値は470Wです。470Wで8時間・30日と計算すると3,497円で、電気毛布の中の149円とは大きな差があります。
ただし、エアコンは部屋全体を暖め、電気毛布は寝床だけを暖めるので、役割が違います。エアコンの実際の消費電力は外の気温や設定温度で大きく上下するため、比べる数字は目安です。
つけたまま寝てよいか
使い方は、それぞれの製品の取扱説明書に従います。製品評価技術基盤機構(NITE)は、電気毛布は寝る前に温めてから、寝るときは低い目盛りに下げるなどして調節し、眠るときはスイッチを切るよう呼びかけています(2026年1月27日のPSマガジン)。
同機構によると、低温やけどは44℃で3〜4時間、46℃で30分〜1時間触れ続けると起こるとされ、感覚が鈍くなりやすい高齢の方は特に注意が必要です(NITE 2025年1月14日の注意喚起)。寝る前の1時間だけ強で温める使い方なら、電気代は30日で約33円です。
安く使う
- 寝る前に強で布団を温め、寝るときは目盛りを下げるか切る
- 敷き毛布の上に敷きパッドやシーツを重ね、上には掛け布団をかけて熱を逃がさない
- 体の大きさと使い方に合ったサイズを選ぶ(敷きは32〜55W、掛け敷き兼用は50〜80Wほど)
よくある質問
- 電気毛布とエアコン、どちらが安いですか?
- 電気代だけを比べると電気毛布のほうがずっと少なく、中で一晩8時間なら約5円です。部屋全体を暖めたいときはエアコンが必要になるので、用途で使い分けます。
- 1日中つけっぱなしにするといくらですか?
- 中(20Wh)で24時間なら1日約15円、30日で446円です。長時間同じところに触れると低温やけどのおそれがあるので、取扱説明書の使い方を守ります。
- 電気毛布の電気代はどこを見ればわかりますか?
- 取扱説明書や箱に、1時間あたりの消費電力量(Wh)や電気代の目安が設定ごとに書かれていることが多くあります。その数字を計算ツールの消費電力の欄に入れると、使う時間に合わせた金額になります。
計算の前提と出典
最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。