そろばんノート

電気代の計算と目安

オイルヒーターの電気代

消費電力はメーカー各社の現行機(1,500W機と1,200W機)の仕様の範囲。表の金額はその出力で動き続けた場合の上限。31円/kWhで計算。

最終確認日 2026年10月17日

オイルヒーターを1,500Wで1時間使うと電気代は46.5円、1日8時間で372円、30日で11,160円です(31円/kWh)。中の900Wなら1か月6,696円、弱の600Wなら4,464円です。

表の金額は、その出力で動き続けた場合の上限です。室温が上がるとサーモスタットでヒーターが入り切りするため、実際の電気代はこれより少なくなります。

設定1時間1日8時間1か月(30日)
1,500W機 強(1,500W)46.5円372円11,160円
中(900W)27.9円223円6,696円
弱(600W)18.6円149円4,464円
1,200W機 強(1,200W)37.2円298円8,928円
中(700W)21.7円174円5,208円
弱(500W)15.5円124円3,720円

オイルヒーターの電気代を計算する

600W・900W・1,500Wの段階

メーカー各社の現行機では、1,500W機は600W・900W・1,500W、1,200W機は500W・700W・1,200Wの3段階で切り替える機種が中心です。どの段階も最大の値で、設定した温度に近づくと0Wから最大の間で入り切りします。

メーカーの試算の例では、10畳・1,500W機・22℃・8時間運転(鉄筋の集合住宅、外気温10℃)の1時間平均が約21.7円で、この使い方を30日続けると約5,208円です。強の上限の11,160円と比べると、入り切りの分だけ差が出ることがわかります。

エアコンとの比較

同じ10畳ほどの部屋のエアコン(冷房能力2.8kWクラス)の暖房の定格消費電力は、省エネ性能カタログ2025年版に載っている機種で610〜1,040W、中ほどの値は830Wです。830Wで8時間・30日と計算すると6,175円になります。

エアコンも室温に応じて消費電力が上下し、外の気温が低いほど電力がかかります。オイルヒーターは風を出さず、温まるまで時間がかかるといった違いもあるので、金額だけでなく使い方で選びます。

適用畳数の見方

同じ1,500W機でも、メーカーの試験では「13畳まで」、日本電機工業会の自主基準では「約10畳まで」と、条件によって書き方が変わります。断熱材の厚みや木造か鉄筋かで目安の畳数を分けて示す機種もあります。

1,200W機の中(700W)で1日8時間・30日なら5,208円、弱(500W)なら3,720円です。朝と夜に2時間ずつ(1日4時間)使う場合は、1,500Wの上限でも1か月5,580円です。

部屋に対して小さすぎる機種は、最大の出力で動く時間が長くなり、電気代が上限に近づきます。窓が大きい部屋や断熱の弱い部屋では、目安より一段大きい畳数を見ておくと安心です。

安く使う

よくある質問

オイルヒーターの電気代が高いと言われるのはなぜですか?
1,500Wと消費電力が大きく、長い時間つけることが多いからです。最大の出力で8時間・30日使うと11,160円になります。
1,200W機と1,500W機ではどちらが安いですか?
1時間あたりの上限は1,200W機が37.2円、1,500W機が46.5円です。ただ、部屋に対して小さい機種は最大で動く時間が長くなるので、部屋の広さに合うほうを選びます。
つけっぱなしにするといくらですか?
中(900W)で24時間動き続けると1日670円が上限です。実際は入り切りで少なくなりますが、留守の間はタイマーで止めるほうが電気代を抑えられます。

計算の前提と出典

最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。