卓上の食洗機(給水式)を標準コースで1回使うと、消費電力量は約0.7kWhで、電気代は約21.7円です。毎日1回なら1か月651円、毎日2回なら1,302円になります(31円/kWh)。
「1回の消費電力量 × 回数 × 単価」で計算でき、0.7kWh × 30回 × 31円で651円です。給湯接続のビルトインは1回0.5kWhほどで約15.5円ですが、お湯をつくるガス代が別にかかります。
| 回数 | 1か月の回数 | 卓上・給水(0.7kWh) | ビルトイン・給湯接続(0.5kWh) |
|---|---|---|---|
| 週3回 | 12.9回 | 279円 | 199円 |
| 毎日1回(週7回) | 30回 | 651円 | 465円 |
| 毎日2回(週14回) | 60回 | 1,302円 | 930円 |
消費電力量の目安
メーカー各社の現行機の仕様では、標準コース1回の消費電力量は、卓上(給水、水温20℃)で0.60〜0.77kWh、ビルトインで給湯(60℃)に接続した場合が0.345〜0.70kWhでした。給水で使うビルトインには1回1.13kWhと書かれた機種もあり、水を本体で温めるかどうかで電力量が変わります。
同じ卓上でも、1回0.60kWhの機種と0.77kWhの機種では、毎日1回の30日で558円と716円になり、差は158円です。
最大消費電力は卓上で665〜1,188W、100Vのビルトインで650〜1,070Wほどですが、ヒーターが動く時間は運転の一部なので、電気代は1回の消費電力量で計算します。1回に使う水は、卓上で8〜9.9L、ビルトインで8〜14.1Lほどです。
手洗いと比べた水道代とガス代
資源エネルギー庁は、1日2回洗う場合の1年間を比べています。手洗い(給湯器40℃、1回65L、冷房の時期は給湯器を使わない)はガス81.62m³と水道47.45m³で約25,560円、食洗機(給水接続・標準モード)は電気525.20kWhと水道10.80m³で約19,090円で、差は約6,470円です(資源エネルギー庁 キッチンの省エネ)。
この条件を1回あたりに直すと、食洗機は約0.72kWh・約14.8Lで、手洗いの65Lの4分の1以下の水で済みます。食洗機を同じ条件で毎日2回使うと、電気代は1か月1,339円です。
メーカーの仕様表は、日本電機工業会の自主基準(10Lのお湯でつけ置きしてから毎分6Lで流しすすぎ、食器1点13.5秒、小物1点5.5秒)で手洗いの水量を出していて、40点と小物20点で約75Lとしています。比べる条件によって差は変わるので、条件と一緒に数字を見ます。
安く使う
- 食器がたまってから、まとめて1回で洗う
- 節電・エコのコースがある機種は、ふだんの汚れならそのコースを使う
- ビルトインは給湯接続にすると、本体のヒーターで水を温める分の電気が減る(お湯のガス代は別にかかる)
- 予洗いは汚れを落とす程度にして、流しっぱなしのすすぎをしない
よくある質問
- 食洗機と手洗い、どちらが安いですか?
- 資源エネルギー庁の条件(1日2回、手洗いはお湯65L)では、食洗機のほうが1年で約6,470円少なくなります。手洗いで使うお湯の量が少ない家庭では、差は小さくなります。
- 消費電力量は仕様表のどこにありますか?
- 「消費電力量(標準コース)」や「1回あたりの消費電力量」の行です。「最大消費電力」は一時的な最大値なので、電気代の計算には使いません。
- 1日1回と2回で、どのくらい違いますか?
- 卓上(0.7kWh)なら1日1回で1か月651円、2回で1,302円です。食器がたまってから1回で洗えば、回数の分だけ電気代と水道代が減ります。
計算の前提と出典
最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。