そろばんノート

電気代の計算と目安

IHクッキングヒーターの電気代

消費電力はメーカー各社の現行機(卓上とビルトイン)の仕様の範囲。表の金額は最大の火力で使い続けた場合の上限。31円/kWhで計算。

最終確認日 2026年10月17日

卓上のIHクッキングヒーター(1口、最大1,400W)で1日30分調理すると、最大の火力のままなら電気代は1日約22円、30日で651円です。中くらいの700Wなら1か月326円です(31円/kWh)。

ビルトインの1口を最大の3,000Wで30分使うと1.5kWhで、1日約47円です。調理中はずっと最大ではないので、実際の金額は表の上限より少なくなります。

使い方消費電力1日30分1か月(30日)
卓上1口・最大1,400W22円651円
卓上1口・中くらいの段階700W11円326円
ビルトイン1口・最大3,000W47円1,395円

IHの電気代を計算する

1口・2口の消費電力

卓上のIHは100Vで最大1,400Wが中心で、80W相当から1,400Wまで6〜7段階で切り替えます。最大を1,000Wに抑える節電の設定がある機種も多くあります。

ビルトインで2口を同時に、それぞれ1.5kWほどで30分使うと1.5kWhで、1日約47円、30日で1,395円です。合計5.8kWの上限が効いてくるのは、3口とグリルを同時に強く使うようなときです。

ビルトインのIHは単相200Vで、左右の口が最大3.0〜3.2kW、中央の口が1.2〜2.0kWほどです。2口や3口を同時に使っても、本体が自動で火力を調整して合計5.8kW(機種によっては4.8kWや4.0kWに切替)をこえないようにしています。

ガスコンロとの比較の考え方

ガス代は、使ったガスの量(m³)にガスの単価をかけて計算します。電気代と比べるときは、同じ料理をつくるのに使ったエネルギーの量で比べる必要があり、鍋に伝わる熱の割合(熱効率)が電気とガスで違う点も考えに入れます。

IHに替えても、給湯や暖房でガスを使い続ける場合は、ガスの基本料金はそのままかかります。調理の分の使用量が減っても、合計の差は基本料金の分だけ小さく見えることがあります。

いちばん確かなのは、IHに替えた前後の検針票で、電気とガスの使用量がどう変わったかを見ることです。季節によって給湯や暖房の使用量も動くので、去年の同じ月と比べます。

ブレーカーとの関係

卓上のIHを1,400Wで使うと、100Vの回路で約14Aを使います。電子レンジや電気ケトルと同時に使うと、契約アンペアや部屋の回路の容量をこえてブレーカーが落ちることがあるので、使う時間をずらします。

ビルトインのIHは専用の200Vの回路が必要で、設置のときに契約アンペアの見直しが必要かどうかを電気工事店や電力会社に確かめます。契約アンペアと基本料金の関係は見直しの順番のページにまとめています。

安く使う

よくある質問

IHとガスコンロ、どちらが安いですか?
家の電気とガスの単価、料理の種類、使う時間で変わるため、一概にはいえません。替える前後の検針票で比べるのが確かです。
卓上IHの電気代は1時間いくらですか?
最大の1,400Wで1時間使うと43.4円です。中くらいの700Wなら21.7円です。
ビルトインのIHを入れるのに工事は必要ですか?
単相200Vの専用回路が必要です。住まいの配線と分電盤の状況によるので、電気工事店に確かめます。

計算の前提と出典

最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。