そろばんノート

職業別の平均年収

教師の平均年収(小学校・中学校・高校)

教師の年収を、公立学校は総務省、私立学校は厚生労働省の公的統計で並べました。

この内容は2026年10月31日時点のものです。

最終確認日 2026年10月31日

公立学校の教師の年収は、総務省の「令和7年 地方公務員給与実態調査(地方公務員給与の実態)」から推計すると、小・中学校で694.7万円、高校などで722.3万円です。私立学校の教師は、厚生労働省の「令和7年 賃金構造基本統計調査」で小・中学校教員が735.2万円、高等学校教員が666.1万円です。

教師の多くは公立学校で働く地方公務員で、公立の小・中学校の教育職だけで605,911人います。公立と私立では調査も年収の出し方も違うため、表では行ごとに調査名を書いています。

年収月の給与賞与など平均年齢人数調査
公立の小・中学校694.7万円(推計)424,411円1,853,603円41.3歳605,911人総務省
公立の高校など722.3万円(推計)442,668円1,910,963円44.5歳234,789人総務省
私立の小・中学校735.2万円461,400円1,814,900円42.2歳25,140人厚生労働省
私立の高校666.1万円431,000円1,489,000円43.9歳79,050人厚生労働省

地方公務員の年収(推計) = 平均給与月額 × 12 + 期末・勤勉手当(1人当たりの年額)

平均給与月額は令和7年4月分の給料と諸手当(時間外勤務手当などの4月の実績と通勤手当を含み、期末・勤勉手当と寒冷地手当は含まない)。期末・勤勉手当は令和6年度に支給された1人当たりの年額。総務省は職種別の年収を公表していないため、このサイトで推計しています。

民間の全職種の平均(厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」、一般労働者・男女計): 年収545.6万円(きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額)、月の給与370,500円、平均年齢44.4歳

年収 = きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額

きまって支給する現金給与額は令和7年6月分の給与で、残業代などの超過労働給与額を含みます。年間賞与その他特別給与額は前の年(令和6年)1年間の賞与・期末手当などです。調査の対象は、常用労働者10人以上の民営事業所で働く一般労働者(短時間労働者を除く)です。

公立学校の教師の給料と手当

公立の小・中学校の教育職は、平均給与月額424,411円のうち給料が364,069円、諸手当が60,342円です。高校などの教育職は給料378,305円、諸手当64,363円で、期末・勤勉手当は1人当たり1,910,963円です。

公立学校の教員には、時間外勤務手当の代わりに教職調整額が支給されます(公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法)。そのため教師の諸手当は一般行政職(87,057円)より少なく、給料の比重が大きくなっています。

私立学校の教師の年齢別の年収

私立の小・中学校教員は55〜59歳の988.1万円、高等学校教員は55〜59歳の864.0万円がいちばん高い年齢階級です。25〜29歳では小・中学校教員が486.1万円、高等学校教員が452.4万円です。

※の65〜69歳、70歳以上は、私立学校の教師の労働者数が500人未満の年齢階級です。公立学校の教員の年齢別の年収は、総務省の職種別の表が年齢別に分かれていないため載せていません。

年齢小・中学校教員の年収労働者数高等学校教員の年収労働者数
20〜24歳376.6万円1,170人361.5万円4,660人
25〜29歳486.1万円3,910人452.4万円8,440人
30〜34歳600.5万円3,320人542.3万円9,520人
35〜39歳717.6万円3,390人646.8万円9,950人
40〜44歳814.3万円2,970人707.7万円9,440人
45〜49歳857.8万円3,210人772.6万円9,820人
50〜54歳895.6万円2,550人799.9万円9,180人
55〜59歳988.1万円2,690人864.0万円8,430人
60〜64歳869.6万円1,630人736.2万円7,380人
65〜69歳※617.6万円290人565.0万円1,850人
70歳以上※505.6万円10人492.5万円380人
0万250万500万750万1000万20〜2425〜2930〜3435〜3940〜4445〜4950〜5455〜5960〜6465〜6970〜
小・中学校教員(私立)高等学校教員(私立)私立学校の教師の年齢別の年収(令和7年、男女計、万円)

私立学校の教師の男女別の年収

私立の小・中学校教員の女性の割合は37.8%、高等学校教員は33.3%です。年収は小・中学校教員の男性が765.0万円、女性が686.0万円、高等学校教員の男性が695.4万円、女性が607.8万円です。

年収(推計)月の給与年間賞与など平均年齢労働者数
小・中学校教員(私立) 男女計735.2万円461,400円1,814,900円42.2歳25,140人
小・中学校教員(私立) 男性765.0万円475,300円1,946,700円42.4歳15,640人
小・中学校教員(私立) 女性686.0万円438,500円1,598,100円41.8歳9,500人
高等学校教員(私立) 男女計666.1万円431,000円1,489,000円43.9歳79,050人
高等学校教員(私立) 男性695.4万円446,400円1,596,700円44.8歳52,690人
高等学校教員(私立) 女性607.8万円400,300円1,273,900円42.1歳26,360人

私立学校の教師の年収の推移(5年)

私立の小・中学校教員の年収は令和3年の698.6万円から令和7年の735.2万円へ(5.2%増)、高等学校教員は692.8万円から666.1万円へ(3.9%減)変わりました。

調査年小・中学校教員(私立)高等学校教員(私立)
令和3年698.6万円692.8万円
令和4年739.7万円677.5万円
令和5年660.6万円699.2万円
令和6年726.5万円678.8万円
令和7年735.2万円666.1万円

私立学校の教師の労働時間

私立の小・中学校教員の超過実労働時間は月5時間、高等学校教員は月4時間で、超過労働給与額はそれぞれ14,300円と9,500円です。調査の月の6月は、学校行事や部活動の大会がある時期です。

小・中学校教員(私立)高等学校教員(私立)全職種の平均
所定内実労働時間数(月)171時間167時間162時間
超過実労働時間数(月)5時間4時間11時間
超過労働給与額14,300円9,500円29,900円

教師の数字の範囲

総務省の小・中学校の教育職には幼稚園の教育職が、高校の教育職には特別支援学校、専修学校、各種学校の教育職が含まれます。厚生労働省の小・中学校教員には校長や教頭、養護教諭、講師も入り、特別支援学校の教諭は別の職種です。大学の教員と幼稚園の教員の私立の数字は、このページには載せていません。

教師の手取りの目安

公立の小・中学校の教師の年収の推計694.7万円に近い年収690万円の手取りは、40歳未満の独身で年5,236,548円、40〜64歳では年5,196,700円です。公立学校の教員は共済組合に入るため、会社員(協会けんぽ・東京都)の計算とは保険料率の分だけ少し違います。

よくある質問

公立と私立で教師の年収はどちらが高いですか?
小・中学校は私立の735.2万円が公立の推計694.7万円より高く、高校は公立の推計722.3万円が私立の666.1万円より高くなっています。調査と年収の出し方が違うため、目安として見てください。
教師のボーナスはいくらですか?
公立の小・中学校の教育職の期末・勤勉手当は令和6年度に1人当たり1,853,603円、私立の小・中学校教員の年間賞与は1,814,900円です。

出典と前提

最終確認日 2026年10月31日。平均年収の数字は公的統計の平均で、個人の年収を決めるものではありません。民間の職業は事業所に雇われている人の調査で、自分で事務所や店を開いている人は入っていません。公務員の年収は人事院の公表値か、総務省の月額と期末・勤勉手当から出した推計です。手取りは、このサイトの年収別 手取り早見表と同じ計算(東京都・独身の会社員)による目安です。