そろばんノート

職業別の平均年収

薬剤師の平均年収

薬剤師の平均年収を、厚生労働省の賃金構造基本統計調査(令和7年)の職種別の表から、年齢別・男女別・企業規模別に並べました。

この内容は2026年10月31日時点のものです。

最終確認日 2026年10月31日

薬剤師の平均年収は566.8万円です。厚生労働省の「令和7年 賃金構造基本統計調査」で、残業代を含む月の給与(きまって支給する現金給与額)が398,700円、1年間の賞与などが883,500円でした。

薬剤師の平均年齢は40.1歳、平均勤続年数は8.6年で、年収は全職種の平均545.6万円より21.2万円高くなっています。

薬剤師全職種の平均
年収(推計)566.8万円545.6万円
月の給与(きまって支給する現金給与額)398,700円370,500円
うち所定内給与額369,700円340,600円
年間賞与その他特別給与額883,500円1,009,600円
平均年齢40.1歳44.4歳
平均勤続年数8.6年12.7年
労働者数(推計)94,850人28,923,710人

年収 = きまって支給する現金給与額 × 12 + 年間賞与その他特別給与額

きまって支給する現金給与額は令和7年6月分の給与で、残業代などの超過労働給与額を含みます。年間賞与その他特別給与額は前の年(令和6年)1年間の賞与・期末手当などです。調査の対象は、常用労働者10人以上の民営事業所で働く一般労働者(短時間労働者を除く)です。

全職種の平均(令和7年 賃金構造基本統計調査、一般労働者・男女計): 年収545.6万円、月の給与370,500円、年間賞与1,009,600円、平均年齢44.4歳、平均勤続年数12.7年

薬剤師の年齢別の年収

薬剤師の年収がいちばん高いのは45〜49歳の675.8万円で、20〜24歳の408.4万円の1.7倍です。 薬剤師の30〜34歳と50〜54歳を比べると、月の給与は364,700円から441,100円、年間賞与は955,500円から1,136,700円になります。

薬剤師の60〜64歳の年収は550.1万円で、55〜59歳の657.5万円より107.4万円低くなっています。

年齢月の給与年間賞与など年収(推計)労働者数
20〜24歳337,600円32,500円408.4万円2,810人
25〜29歳357,600円656,400円494.8万円23,020人
30〜34歳364,700円955,500円533.2万円17,240人
35〜39歳410,600円1,052,800円598.0万円9,100人
40〜44歳414,400円979,200円595.2万円11,600人
45〜49歳465,000円1,178,400円675.8万円9,990人
50〜54歳441,100円1,136,700円643.0万円8,370人
55〜59歳460,800円1,045,300円657.5万円6,020人
60〜64歳404,200円650,300円550.1万円2,970人
65〜69歳468,600円497,100円612.0万円1,810人
70歳以上338,500円407,700円447.0万円1,940人
0万200万400万600万800万20〜2425〜2930〜3435〜3940〜4445〜4950〜5455〜5960〜6465〜6970〜
薬剤師薬剤師の年齢別の年収(令和7年、男女計、万円)

薬剤師の男女別の年収

薬剤師の労働者のうち女性は58.7%です。薬剤師の年収は男性が605.7万円、女性が539.4万円で、女性は男性の89.1%にあたります。薬剤師の平均勤続年数は男性9.8年、女性7.8年です。

年収(推計)月の給与年間賞与など平均年齢勤続年数労働者数
男女計566.8万円398,700円883,500円40.1歳8.6年94,850人
男性605.7万円425,400円952,300円40.8歳9.8年39,210人
女性539.4万円379,900円835,000円39.7歳7.8年55,640人

薬剤師の企業規模別の年収

薬剤師の年収は、企業規模1,000人以上が564.9万円、100〜999人が562.7万円、10〜99人が586.8万円です。薬剤師でいちばん高い10〜99人と、いちばん低い100〜999人の差は24.1万円です。全職種では1,000人以上の企業がいちばん高くなりますが、薬剤師は10〜99人の企業の方が高い職種です。

薬剤師の労働者のうち、1,000人以上の企業で働く人は55.8%、10〜99人の企業で働く人は12.0%です(全職種はそれぞれ34.5%、29.1%)。

企業規模年収(推計)月の給与年間賞与など平均年齢労働者数
1,000人以上564.9万円392,400円940,200円36.2歳52,890人
100〜999人562.7万円393,200円908,700円44.3歳30,610人
10〜99人586.8万円443,000円551,500円47歳11,350人

薬剤師の年収の推移(5年)

薬剤師の年収は令和3年の580.5万円から令和7年の566.8万円へ、5年で13.7万円減りました(2.4%減)。薬剤師の2.4%減に対して、同じ期間の全職種の平均は489.3万円から545.6万円への11.5%増です。

薬剤師の5年間でいちばん年収が高かったのは令和6年の599.3万円で、推計される労働者数は令和3年の107,830人から令和7年の94,850人になりました。

調査年月の給与年間賞与など年収(推計)労働者数
令和3年403,600円962,200円580.5万円107,830人
令和4年414,600円858,700円583.4万円92,460人
令和5年417,500円768,700円577.9万円107,830人
令和6年430,800円823,600円599.3万円119,530人
令和7年398,700円883,500円566.8万円94,850人
0万150万300万450万600万令和3年令和4年令和5年令和6年令和7年
薬剤師全職種薬剤師と全職種の年収の推移(令和3年〜令和7年、万円)

薬剤師の労働時間

薬剤師の所定内実労働時間は月157時間、残業などの超過実労働時間は月10時間です(全職種は162時間と11時間)。薬剤師の月の給与のうち、残業代や深夜・休日・宿日直・交替の手当にあたる超過労働給与額は29,000円で、所定内給与額を所定内の労働時間で割ると1時間あたり2,355円になります。

薬剤師全職種の平均
所定内実労働時間数(月)157時間162時間
超過実労働時間数(月)10時間11時間
超過労働給与額(月の給与 − 所定内給与額)29,000円29,900円
所定内給与額 ÷ 所定内実労働時間数2,355円2,102円

薬剤師の手取りの目安

薬剤師の平均年収566.8万円にいちばん近い年収570万円の手取りは、40歳未満の独身で年4,452,484円、月にならすと371,040円です。薬剤師の平均年齢40.1歳を含む40〜64歳では介護保険料が加わり、同じ年収で年4,416,000円になります。

薬剤師の仕事と給与を左右するもの

薬剤師は薬剤師法にもとづく国家資格で、医師の処方せんによる調剤や、薬の使い方の説明、医薬品の管理を行います。調査の職種「薬剤師」には、薬剤師、薬局店主(薬剤師)、薬局管理者、管理薬剤師が含まれます。薬学研究員、医薬品製造技術者、衛生検査技師、薬学部教授は別の職種に分類されています。

薬学部は6年制のため、薬剤師として働き始めるのは早くても24歳前後で、20〜24歳の階級には働き始めたばかりの人が多く含まれます。

勤め先は病院や診療所、調剤薬局、ドラッグストア、製薬会社などに分かれますが、職種別の表は勤め先の業種ごとには分かれていないため、ここでの平均はそれらをまとめた数字です。管理薬剤師などの役職の手当は、毎月決まって支払われるため所定内給与額に入ります。

薬剤師の年収のうち賞与などが占める割合は15.6%で、全職種の18.5%より低くなっています。薬剤師の年間賞与は、月の給与の2.2か月分にあたります。

よくある質問

薬剤師のボーナスは何か月分ですか?
薬剤師の年間賞与その他特別給与額は883,500円(令和6年の1年間の支給額)で、令和7年6月分の月の給与398,700円の2.2か月分にあたります。
薬剤師の年収がいちばん高いのは何歳ですか?
薬剤師は5歳きざみの年齢階級で見ると、45〜49歳の675.8万円が最も高くなっています(労働者数500人未満の階級を除く)。
薬剤師の手取りは月いくらですか?
薬剤師の平均年収566.8万円に近い年収570万円では、手取りは月371,040円ほどです(東京都・独身・40歳未満の会社員の計算)。

出典と前提

最終確認日 2026年10月31日。平均年収の数字は公的統計の平均で、個人の年収を決めるものではありません。民間の職業は事業所に雇われている人の調査で、自分で事務所や店を開いている人は入っていません。公務員の年収は人事院の公表値か、総務省の月額と期末・勤勉手当から出した推計です。手取りは、このサイトの年収別 手取り早見表と同じ計算(東京都・独身の会社員)による目安です。