そろばんノート

保険証はいつまで使える?

マイナ保険証の登録方法と使い方

マイナ保険証は、健康保険証として使う登録をしたマイナンバーカードです。登録は、医療機関・薬局の受付のカードリーダー、マイナポータル、一部の銀行ATMのどれかで一度すれば済み、受付では顔認証か暗証番号で本人確認をします。

この内容は2026年10月29日時点のものです。

最終確認日 2026年10月29日

マイナ保険証は、健康保険証として使う利用登録をしたマイナンバーカードのことで、新しいカードが別に届くわけではありません。登録は一度で済み、登録しているかどうかはマイナポータルの「健康保険証」の欄で確かめられます(厚生労働省の資料、厚生労働省 利用方法)。

登録の方法必要なもの向いている場面
医療機関・薬局の顔認証付きカードリーダーマイナンバーカード受診のついでに、その場で確認と登録ができる
マイナポータル(スマートフォン・パソコン)マイナンバーカードと4桁の暗証番号自宅で登録する。法定代理人は本人の代わりに登録できる
一部の銀行ATMマイナンバーカードと4桁の暗証番号対応するATMの一覧は厚生労働省の案内から

受付での使い方

厚生労働省が示している流れは次のとおりです(厚生労働省の資料)。

  1. 受付の顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置く。
  2. 顔認証をするか、4桁の暗証番号を入れる。どちらも難しいときは、職員がカードの写真を目で見て確かめる方法もある。
  3. 過去の診療・お薬・特定健診の情報を医師などが見ることに同意するかを、画面で選ぶ。
  4. 選び終えると受付が終わり、カードを取って呼ばれるのを待つ。

同意の画面で「同意しない」を選んだとき

同意の画面は、過去の情報を医療機関に見せてよいかを選ぶもので、受診できるかどうかとは別です。厚生労働省は、マイナンバーカードで受診するかどうかや、自分の薬剤情報などの閲覧を認めるかどうかは本人の選択に委ねられているとしています(厚生労働省)。同意しなければ、その医療機関に過去の診療や薬の情報は渡りません。

画面は2024年10月7日から変わり、薬剤情報などは一つの画面でまとめて同意する形になりました。2025年2月1日からは、同じ医療機関での同意の内容が引き継がれるようになっています(厚生労働省 同意画面の改善)。

スマートフォンのマイナ保険証

2025年9月19日から、機器の準備ができた医療機関・薬局では、マイナンバーカードを追加したスマートフォンを保険証として使えます。使える施設は厚生労働省のページで検索でき、対応していない施設では実物のカードを出します(厚生労働省 スマートフォンのマイナ保険証利用)。

使うには、対応機種のスマートフォン、実物のマイナンバーカード、署名用パスワード(英数字6〜16文字)が必要です。15歳未満は原則として使えず、1台に追加できるのは1人分です。マイナポータルのアプリは2026年8月に「マイナアプリ」という呼び名に変わっています(厚生労働省 よくある質問、資格確認方法について)。

転職・退職したとき

利用登録が済んでいれば、転職や退職、引っ越しのたびに登録し直す必要はありません。ただし、新しく入る保険への加入の手続きは今までどおり必要で、新しい保険者が資格の情報を登録し終えるまでには一定の期間がかかります(厚生労働省 よくある質問)。

その間に受診して、カードリーダーで新しい資格が確かめられないときは、マイナンバーカードと一緒にマイナポータルの資格情報の画面か、新しい保険者から届いた資格情報のお知らせを出します。どちらもない初診の場合は、被保険者資格申立書に書いて受け付けてもらう方法があります(厚生労働省 資格確認方法について)。

子どもの場合

子どもの登録は、法定代理人である親などがマイナポータルから本人の代わりに行えます(厚生労働省の資料)。受付では、親などがカードをカードリーダーに置いて暗証番号を入れるか、待合にいる子どもの顔とカードの写真を職員が目で確かめる方法で本人確認をします(厚生労働省 よくある質問)。

未成年のマイナンバーカードは、カード本体の有効期限が発行から5回目の誕生日までで、成人より短くなっています。期限が近づいたら、市区町村で更新の手続きをします。

電子証明書の期限が切れたとき

マイナンバーカードのICチップに入っている電子証明書は、発行から5回目の誕生日が期限です。期限が過ぎても、期限の日がある月の末日から3か月間は健康保険証として使えますが、その間は資格の情報だけが伝わり、診療や薬の情報は医療機関に提供されません(厚生労働省 よくある質問)。

協会けんぽは、期限の月の末日から2か月を過ぎた加入者に、資格確認書を事業主を通して送っています(協会けんぽ)。更新は住民票のある市区町村の窓口で、期限の3か月前からできます。

利用登録の解除

登録は、加入している保険者に申請すると解除でき、資格確認書の交付を受けられます。解除したあとで、もう一度登録することもできます(厚生労働省 よくある質問)。保険者は申請を受けると、解除されるまでの間に資格確認書を交付し、解除は保険者が申請を登録した日の翌月末日に行われます(厚生労働省 事務連絡(令和6年10月9日))。

よくある質問

暗証番号を忘れてロックされました。受診できますか?
顔認証か、職員による顔写真の確認で本人確認ができるので、健康保険証としては使えます。ロックの解除は、住民票のある市区町村の窓口で暗証番号を初期化して設定し直します。
登録しているかわかりません。
受付のカードリーダーにカードを置くと、その場で登録の状況を確かめて登録できます。マイナポータルにログインして、健康保険証の欄が「登録済」かどうかでも確かめられます。

出典と前提

最終確認日 2026年10月29日。このページは、厚生労働省・協会けんぽ・後期高齢者医療広域連合などの公表内容にもとづく一般的な説明で、個別の資格や給付を判断するものではありません。自分の保険の扱いは、資格確認書や資格情報のお知らせに書かれた加入先の保険者か、マイナンバー総合フリーダイヤルで確かめられます。