そろばんノート

電気代の計算と目安

電気代の単価(1kWhいくら)

目安単価は家電公取協の31円/kWh(税込)。料金の例は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B。

最終確認日 2026年10月17日

家電の電気代を計算するときの1kWhあたりの単価は、家電のカタログなどで使われる目安単価の31円(税込)がよく使われます。自分の家の単価は、検針票の請求金額を使用量で割ると出せて、東京電力エナジーパートナーの従量電灯B・30A・260kWhの例では、9,561円 ÷ 260kWh で1kWhあたり約36.77円です。

1kWhあたり(税込)2026年11月1日から10月31日まで
第1段階(120kWhまで)29.85円29.80円
第2段階(120kWhをこえ300kWhまで)36.45円36.40円
第3段階(300kWh超)40.54円40.49円
再エネ賦課金(2026年度)4.18円
燃料費調整単価(2026年11月分)▲5.33円

目安単価31円の出どころ

31円は、家電公取協(全国家庭電気製品公正取引協議会)が定める「新電力料金目安単価」で、令和4年7月22日に改定された値です(家電公取協 よくある質問)。電力料金は契約する会社ごとに違うため、電力・ガス取引監視等委員会が公表する電力取引報の、全小売電気事業者の販売電力量と販売額の集計値などをもとに算出されています。

家電のカタログなどに載っている電気代の目安には、この目安単価が使われています。同じ31円でそろえると家電どうしを比べやすくなる一方で、自分の請求額とは一致しないことがあります。

1kWhの単価が使用量で変わる理由

従量電灯の電力量料金は、使った量が増えるほど1kWhあたりの単価が上がる3段階料金です。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bでは、2026年11月1日から120kWhまでが29.85円、300kWhまでが36.45円、それをこえる分が40.54円です(料金単価表)。

このため、使用量が多い家庭ほど、家電を1時間長く使ったときに増える金額は第3段階の単価で決まります。30Aで400kWhを使う月は、燃料費調整を0円とすると請求額が17,045円で、平均の単価は1kWhあたり約42.61円になります。

燃料費調整額と再エネ賦課金

燃料費調整額は、原油・液化天然ガス・石炭の輸入価格の動きに応じて毎月変わる調整額で、単価がマイナスの月は料金から差し引かれます。東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bの2026年11月分は1kWhあたり▲5.33円です(同社の発表)。同社の場合、従量電灯などの規制料金プランでは燃料費調整単価に上限が設けられていますが、スタンダードプランなどの自由料金プランには上限がありません。

再エネ賦課金は全国一律の単価で、2026年度は1kWhあたり4.18円です(2026年5月検針分から2027年4月検針分まで、経済産業省)。くわしくは再エネ賦課金のページにまとめています。

自分の単価を検針票で確かめる手順

最低料金のある地域

関西・中国・四国・沖縄のエリアの家庭向け規制料金は、基本料金のかわりに、最初の一定量まで一律の最低料金がかかる形です。この場合も、請求金額を使用量で割る方法で平均の単価を出せます。最低料金と3段階の単価を検針票から写して、月の電気料金 計算ツールで「最低料金あり」を選ぶと、内訳を確かめられます。

よくある質問

電気代の計算に使う単価は税込ですか?
31円は税込の目安単価です。検針票の単価や請求金額も税込なので、そのまま使えます。
1kWhあたりの単価は30円台と40円台のどちらで考えればよいですか?
家電を足したときの増え方を知りたいなら、自分の家のいちばん上の段階の単価、月の総額の目安なら請求金額を使用量で割った平均が近くなります。比べるだけなら31円でそろえる方法もあります。
新電力の単価も同じように調べられますか?
はい。明細の請求金額と使用量があれば、同じ割り算で1kWhあたりの平均を出せます。基本料金が0円のプランでは、単価がそのまま平均に近くなります。

計算の前提と出典

最終確認日 2026年10月17日。金額は、消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間 × 単価 の計算式と、ページに書いた条件で出した目安です。実際の電気代は、家電の使い方、部屋の条件、契約している料金プランの単価で変わります。このページは、特定の家電や電力会社をすすめるものではありません。