大学生のバイトはいくらまで(2026年)
19〜22歳の大学生がバイトで稼ぐ給与が159万円以下なら、親の控除は63万円のままです。親の健康保険の扶養は年150万円未満の見込みが基準で、本人の所得税は令和8年分、住民税は令和9年度の額です。
この内容は2026年10月20日時点のものです。
最終確認日 2026年10月20日
19歳から22歳(その年の12月31日の年齢)の大学生がアルバイトで2026年に稼いだ給与が159万円以下なら、親の控除は63万円のままで、本人の所得税もかかりません。親の健康保険の扶養は年150万円未満の見込みが基準です。住民税は単身・1級地なら119万円を超えるとかかり始めます。下の表で年収ごとに確かめられます。
年収ごとの本人の税金と親の控除(2026年の収入)
本人の所得税は令和8年分、住民税は令和9年度で、本人は社会保険料を払っていない前提です。親の控除は、子が19歳以上23歳未満で、親の世帯の年収600万円の場合の所得税・住民税の控除額です。
| 子の年収 | 本人の所得税 | 本人の住民税 | 勤労学生控除 | 親の控除(所得税・住民税) | 親の健康保険の扶養 |
|---|---|---|---|---|---|
| 100万円 | 0円 | 0円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 110万円 | 0円 | 0円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 119万円 | 0円 | 0円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 120万円 | 0円 | 5,000円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 123万円 | 0円 | 5,000円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 130万円 | 0円 | 5,000円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 136万円 | 0円 | 5,000円 | あり(27万円) | 特定扶養控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 140万円 | 0円 | 5,000円 | あり(27万円) | 特定親族特別控除 63万円・45万円 | 入れる |
| 150万円 | 0円 | 9,000円 | あり(27万円) | 特定親族特別控除 63万円・45万円 | 外れる |
| 159万円 | 0円 | 18,000円 | あり(27万円) | 特定親族特別控除 63万円・45万円 | 外れる |
| 160万円 | 0円 | 19,000円 | あり(27万円) | 特定親族特別控除 61万円・45万円 | 外れる |
| 163万円 | 0円 | 22,000円 | あり(27万円) | 特定親族特別控除 61万円・45万円 | 外れる |
| 170万円 | 0円 | 55,500円 | なし | 特定親族特別控除 41万円・41万円 | 外れる |
| 178万円 | 0円 | 63,500円 | なし | 特定親族特別控除 31万円・31万円 | 外れる |
| 180万円 | 1,000円 | 65,500円 | なし | 特定親族特別控除 21万円・21万円 | 外れる |
| 190万円 | 6,100円 | 75,500円 | なし | 特定親族特別控除 6万円・6万円 | 外れる |
| 197万円 | 9,600円 | 82,500円 | なし | 特定親族特別控除 3万円・3万円 | 外れる |
| 200万円 | 11,200円 | 85,500円 | なし | なし(子の所得が上限を超える) 0円・0円 | 外れる |
親の控除が段階的に減るしくみ
子の合計所得が62万円以下(給与136万円以下)なら親は特定扶養控除63万円を受けます。それを超えても特定親族特別控除に切り替わり、子の給与159万円までは63万円のまま、そこから段階的に減って197万円を超えると0円です(国税庁 No.1177)。住民税の控除は別の表で、最も多い段階は45万円です(葛飾区)。
本人は、合計所得89万円以下(給与163万円以下)なら勤労学生控除27万円(住民税は26万円)を受けられます(国税庁 No.1175)。2026年の収入では、勤労学生控除がなくても給与178万円までは所得税がかからないため、所得税よりも住民税で効きます。
健康保険の扶養と勤務先の社会保険
19歳以上23歳未満の人(配偶者を除く)は、親の健康保険の扶養の基準が年150万円未満です。年齢は、その年の12月31日の年齢で判断し、学生であることは条件ではありません(厚生労働省のQ&A)。判定は今後1年間の見込みで、通勤手当も含めて判断するのが一般的です。
学生は、週20時間以上働いても原則として勤務先の健康保険・厚生年金の対象になりません。ただし、休学中の人、定時制・通信制の課程や夜間の学部の人、卒業後も同じ事業所で働く予定の人は対象になります(日本年金機構)。
年末の調整の例:10月までに120万円
10月までに120万円が支給され、末締め翌月払いで11月・12月の給料日が残っている大学生(20歳)の場合です。11月の支給は10月に働いた分で変えられないため、調整できるのは11月に働いた分(12月支給)だけです。今の条件(時給1,200円・週12時間、月62,400円)なら2026年の支給は1,324,800円で、住民税の119万円はすでに超えていますが、親の控除が63万円のままの159万円まではあと265,200円です。
健康保険の扶養は年単位の合計ではなく、今の契約で見込む1年間の収入で判定されるため、年末だけ時間を減らしても判定は変わりません。
よくある質問
- 大学生のバイトはいくらまでなら親に迷惑がかかりませんか?
- 親の税金の控除なら給与159万円まで63万円のまま、親の健康保険の扶養なら年150万円未満の見込みが目安です。2つの線は数え方が違い、税金は1月から12月の支給額、健康保険はこれから1年間の見込みです。
- 住民税はいくらからかかりますか?
- 2026年の収入にかかる令和9年度の住民税は、単身・1級地なら給与119万円を超えると均等割がかかります。勤労学生控除を受けられる人は、所得割がかかり始める年収がそれより上になります。
- アルバイトを2つ掛け持ちしているときは?
- 税金も健康保険の扶養も、すべての勤務先の給与を合計して判断します。年末調整は1か所でしか受けられないため、もう1つの勤務先の分は確定申告で合わせることがあります。
出典と計算の前提
最終確認日 2026年10月20日。金額は、このページに書いた決まりで計算した一般的な目安です。所得税は令和8年分、住民税は令和9年度(2026年の収入にかかり、2027年6月から納める分)、健康保険の扶養は加入している健康保険が、勤務先の社会保険は会社が判断します。このページは一般的な情報で、個別の判断は勤務先の担当者・税務署・加入している健康保険で確かめてください。