大分県の地域別最低賃金は、令和8年度の改定で時給1,096円に決まりました。大分県の新しい額の発効日は2026年11月1日で、令和7年度の1,035円から61円(5.9%)の引上げです。大分県は47都道府県のうち高いほうから31番目で、全国加重平均の1,177円より81円低い額です。
大分県でお店や会社の時給を決める側の方に向けては、BridgeInvoice の最低賃金ガイドで、時給の直し方と給与の締め日の扱いをまとめています。
大分県の最低賃金はいつから1,096円か
大分県の令和8年度の最低賃金は2026年11月1日に効力が生じるので、その前日までに働いた時間は令和7年度の1,035円と、11月1日以降に働いた時間は1,096円と比べます。大分県の発効日は、最も早く改定された2026年10月1日より31日あとで、日付の早い順では16番目の日付にあたります。
給与の締め日が月の途中にあって11月1日をまたぐ場合でも、大分県では発効日以降の労働時間について1,096円以上が支払われているかを見ることになり、締め日の後から新しい額にするのでは足りないことがあります(厚生労働省 よくある質問)。
大分県の最低賃金で働いた月収・年収の目安
大分県の最低賃金1,096円で1日8時間・月21日働くと、月収は184,128円、12か月で年収2,209,536円が目安です。令和7年度の大分県の額で同じ時間を働いた場合の173,880円と比べると、月10,248円の増加になります。
パートで1日6時間・月20日なら大分県では月131,520円(年1,578,240円)、1日4時間・月15日なら月65,760円(年789,120円)です。1日6時間・月20日は週に直すと約27.7時間で、週20時間以上の働き方なので、大分県の事業場で働く場合も、年収の壁の一覧で社会保険の加入の条件をあわせて確かめておくと安心です。
大分県と最も高い東京都の差は184円で、8時間・21日の月収にすると30,912円の差になります。
| 1日の時間 | 月15日 | 月20日 | 月22日 |
|---|---|---|---|
| 1日4時間 | 65,760円 年789,120円 | 87,680円 年1,052,160円 | 96,448円 年1,157,376円 |
| 1日6時間 | 98,640円 年1,183,680円 | 131,520円 年1,578,240円 | 144,672円 年1,736,064円 |
| 1日8時間 | 131,520円 年1,578,240円 | 175,360円 年2,104,320円 | 192,896円 年2,314,752円 |
大分県の最低賃金の推移(10年)
大分県の最低賃金は2016年度(平成28年度)の715円から令和8年度の1,096円まで、10年で381円(53.3%)上がりました。この間で大分県の引上げ額が最も大きかったのは2025年度(令和7年度)の81円、最も小さかったのは2020年度(令和2年度)の2円です。
同じ10年で全国加重平均は823円から1,177円へ354円上がっており、大分県の上がり幅はそれより27円大きくなっています。2016年度(平成28年度)の大分県は高いほうから39番目で、令和8年度は31番目に上がっています。
| 年度 | 大分県 | 引上げ額 | 全国加重平均 |
|---|---|---|---|
| 2016年度(平成28年度) | 715円 | 823円 | |
| 2017年度(平成29年度) | 737円 | 22円 | 848円 |
| 2018年度(平成30年度) | 762円 | 25円 | 874円 |
| 2019年度(令和元年度) | 790円 | 28円 | 901円 |
| 2020年度(令和2年度) | 792円 | 2円 | 902円 |
| 2021年度(令和3年度) | 822円 | 30円 | 930円 |
| 2022年度(令和4年度) | 854円 | 32円 | 961円 |
| 2023年度(令和5年度) | 899円 | 45円 | 1,004円 |
| 2024年度(令和6年度) | 954円 | 55円 | 1,055円 |
| 2025年度(令和7年度) | 1,035円 | 81円 | 1,121円 |
| 2026年度(令和8年度) | 1,096円 | 61円 | 1,177円 |
隣の県との比較
大分県に接する福岡県、熊本県、宮崎県の令和8年度の最低賃金は、福岡県が1,114円、熊本県が1,092円、宮崎県が1,085円です。大分県より高いのは福岡県、低いのは熊本県、宮崎県です。
最低賃金は住んでいる場所ではなく働く事業場のある都道府県で決まるため、大分県に住んで福岡県の事業場に通う人には福岡県の1,114円が、福岡県から大分県の事業場に通う人には大分県の1,096円が適用されます。
大分県の最低賃金を下回っていないか確かめる
月給制で大分県の事業場に勤める場合は、月給から対象外の手当を除いた額を1か月平均所定労働時間で割り、1,096円と比べます。1日8時間・年間240日(1か月平均160時間)の会社なら、大分県の最低賃金に届く月給は175,360円以上で、月給18万円は時給に直すと1,125円なので、大分県の1,096円より29円高い額です。
次のツールでは、大分県の最低賃金で働いた場合の月収と、自分の時給や月給を時給に直した額を計算できます。大分県の時給で働いた給与の計算そのものは時給計算ツールで、大分県の事業場の月給を時給に直す計算は月給・時給の換算ツールでも確かめられます。
| 最低賃金(時給) | |
|---|---|
| 月収の目安 | |
| 年収の目安(12か月) | |
| 週の労働時間の目安 |
| 1か月平均所定労働時間 | |
|---|---|
| 時給に直した額 | |
| 最低賃金との差 | |
| 最低賃金に届く月給 |
賞与、残業代、精皆勤手当、通勤手当、家族手当は金額に含めません。計算は目安で、賃金が適法かどうかは勤務先と労働基準監督署の判断によります。
最低賃金のルール(全都道府県共通)
よくある質問
- 大分県の最低賃金はいつから1,096円ですか?
- 大分県の新しい額は2026年11月1日から適用されます。大分県の令和7年度の額は1,035円でした。
- 大分県に住んで福岡県で働く場合は、どちらの最低賃金ですか?
- 働く事業場がある福岡県の額(1,114円)で、大分県の1,096円ではありません。
- 派遣で大分県の会社に派遣されたときの最低賃金は?
- 派遣先の事業場が大分県にあれば、派遣元の会社がほかの都道府県にあっても大分県の1,096円が基準です。
計算の前提と出典
最終確認日 2026年10月15日。金額は厚生労働省が公表している地域別最低賃金の額で、月収と年収はその額に時間と日数をかけた目安です。実際に支払われる賃金が最低賃金を満たしているかは、対象になる賃金の範囲や所定労働時間によって変わります。このページは、どなたかの賃金が適法かどうかを判断するものではありません。