確定申告のやり方(会社員・副業)
給与や副業の確定申告は、作成コーナーで画面の案内に沿って入力すれば作れます。e-Taxで送る方法と、紙で出す方法、会場で相談する方法を順に説明します。
この内容は2026年10月23日時点のものです。
最終確認日 2026年10月23日
会社員の確定申告は、国税庁の確定申告書等作成コーナーで申告書を作り、マイナンバーカードがあればスマートフォンからe-Taxで送るのが手早い方法です。e-Taxは期間中もメンテナンスの時間を除いて24時間使えます(e-Tax)。
作成コーナーで申告する流れ
一般的には、次の順に進めます。
- 源泉徴収票、医療費の明細、ふるさと納税の寄附金受領証明書、副業の収入と経費のメモなど、申告に使う書類をそろえます。
- 確定申告書等作成コーナーを開き、作成開始から「所得税」を選びます。スマートフォンでは、給与や年金、副業の申告に合わせた画面で入力できます。
- 提出方法でe-Taxを選び、マイナンバーカードを読み取ります。マイナポータル連携を使うと、対応している証明書のデータが自動で入ります。
- 給与や副業の収入、受けたい控除を入れると、税額が自動で計算されます。
- 還付を受ける口座を入れ、送信します。送ったあとに表示される受付結果(受信通知)を保存しておきます。
マイナポータル連携で入るデータ
マイナポータル連携では、給与所得や公的年金等の源泉徴収票、医療費、ふるさと納税などの寄附金、国民年金保険料などの社会保険料、生命保険料・地震保険料、iDeCo、住宅ローン控除関係の証明書のデータを、まとめて取り込めます(国税庁)。令和7年分では約408万人が使ったと案内されています。初めて使うときは、マイナポータルでの事前の準備がいります。
家族の医療費などを取り込むには、あらかじめマイナポータルで代理人の登録をしておきます。
パソコンで作るとき
パソコンで作る場合も、表示されたQRコードをスマートフォンのマイナポータルアプリで読み取れば、e-Taxで送れます。ICカードリーダライタを使う方法もあります。
紙で出すとき
作成コーナーで作った申告書を印刷して、郵送するか税務署に持参できます。郵送では、通信日付印の日付が提出日になります。税務署が閉まっている日も、時間外収受箱に入れて出せます。
令和7年1月から、税務署は申告書の控えに受付の日付印を押していません。控えが必要な人は自分でコピーをとり、提出した日を記録しておきます。
税務署の会場で相談したいとき
確定申告会場での相談は、LINEによるオンライン事前予約が案内されています。当日の受付もありますが、相談の枠には限りがあります(国税庁 Q&A)。土日・祝日は通常相談を受け付けておらず、令和7年分では一部の税務署が3月1日の日曜日に限って相談と受付をしました。令和8年分の会場や日曜日の受付は、例年1月ごろに国税庁が案内します。
用意しておくもの
会社員なら勤め先から受け取った源泉徴収票、副業がある人は収入と経費のわかる記録、控除を受ける人はそれぞれの証明書を手元に置きます。マイナンバーカードの電子証明書には有効期限があるので、申告の前に確かめておくと安心です。副業の帳簿が中心の個人事業主は、個人事業主の確定申告のやり方(BridgeInvoice)も参考にしてください。
よくある質問
- 確定申告書等作成コーナーはいつから使えますか?
- 令和8年分の作成画面の公開日は、2026年10月23日時点では発表されていません。例年は年明けに公開され、還付申告ならその日から作って送れます。
- e-Taxで送ったら書類の原本は出さなくていいですか?
- 源泉徴収票や医療費の領収書などは、e-Taxなら提出や提示を省略できるものがあります。省略した書類も、税務署から確認を求められることがあるので、捨てずに保管しておきます。
- 紙で出した申告書の控えはどうすればいいですか?
- 税務署は控えに受付印を押さないので、提出前にコピーをとり、郵送した日や持参した日を書き留めておきます。
出典と前提
最終確認日 2026年10月23日。令和8年分(2026年1月から12月の所得)の一般的な説明で、個別の判断は税務署・税理士へご確認ください。ここに出る日付のうち国税庁がまだ発表していないものは、例年どおりの場合の見込みです。