そろばんノート

確定申告 2027(令和8年分)

確定申告の還付金はいつ振り込まれる?

還付金が振り込まれるまでの日数は、e-Taxか書面か、出した時期、書類に不備がないかで変わります。国税庁の目安と、届かないときの確かめ方をまとめます。

この内容は2026年10月23日時点のものです。

最終確認日 2026年10月23日

還付金は、e-Taxで出した還付申告なら3週間程度、2月・3月に書面で出した場合はおおむね1か月から1か月半程度で振り込まれます(国税庁 Q&A)。

国税庁は、支払の手続には申告書の内容や添付書類の審査が必要で、申告が集中する2月と3月は日数がかかると説明しています。e-Taxの3週間程度という目安は、自宅や税理士事務所から送った還付申告についてのものです。

出し方振込までの目安(国税庁)
e-Tax(自宅や税理士事務所から)3週間程度
書面(郵送・窓口)2月・3月の申告期間中はおおむね1か月から1か月半程度
e-Taxでも目安の対象外訂正申告など複数回の申告、書類の不備、書面で別に送る書類があるとき

いつ出すと早いか

還付申告は2027年1月1日(金)から出せるので、医療費の領収書や源泉徴収票がそろったら、1月のうちに出すと混雑の時期を避けられます。マイナポータル連携を使うと、医療費やふるさと納税の金額を手で入れずに済み、書き間違いによる確認の連絡も減らせます。

処理の状況を確かめる

e-Taxソフト(WEB版)にログインし、マイページの「還付・納税関係」から「還付金処理状況を確認する」を選ぶと、処理の状況が表示されます。書面で出した人も、利用者識別番号を持っていれば確かめられる場合があります。

振り込まれないときに見直すこと

口座の名義に屋号や店名が入っていると振り込めないため、本人の氏名だけの口座を指定します。一部のインターネット専用銀行は還付金を受け取れないので、銀行に確かめてください(国税庁 Q&A)。

公金受取口座を使うときは、申告書の「公金受取口座の利用」に丸をつけます。マイナンバーが正しく書かれていないと使えず、「還付される税金の受取場所」に別の口座を書くとそちらに振り込まれます。書類の不足で税務署から連絡が来ている場合は、それに答えるまで手続が止まるので、届いた書面や電話の案内を確かめてください。

受け取り方と公金受取口座

還付金は、指定した預貯金口座への振込みか、ゆうちょ銀行や郵便局の窓口での受取りで受け取ります。マイナポータルで公金受取口座を登録している人は、申告書の欄に丸をつけるだけでその口座を指定できます。

申告書で公金受取口座の登録もできますが、登録の同意と利用の欄の両方に丸をつけることはできず、登録には時間がかかることがあります。急ぐ人は、口座を申告書に書いて振込先にする方が確実です。

住民税は戻ってくるのではなく減る

確定申告の内容は市区町村に伝わり、医療費控除やふるさと納税の分は翌年度の住民税が少なくなる形で反映されます。住民税が振り込まれるわけではないので、6月ごろに届く住民税の通知や給与明細の住民税の額で確かめます。2年目以後の住宅ローン控除は勤め先の年末調整で受けるので、還付金ではなく給与の精算で戻ります(年末調整の住宅ローン控除)。

よくある質問

3月の終わりに出しました。いつごろ振り込まれますか?
書面なら1か月から1か月半ほどを見込んでください。e-Taxで不備なく送った場合は3週間程度が目安です。
振込の通知は来ますか?
還付金の振込の通知が届きます。e-Taxで受け取るように手続をしておくと、e-Taxのメッセージボックスで確かめられます。
口座を書き間違えました。
申告書を出した税務署に連絡し、正しい口座を伝えてください。e-Taxで出した場合も、送信後に口座を直すには税務署への連絡がいります。

出典と前提

最終確認日 2026年10月23日。令和8年分(2026年1月から12月の所得)の一般的な説明で、個別の判断は税務署・税理士へご確認ください。ここに出る日付のうち国税庁がまだ発表していないものは、例年どおりの場合の見込みです。