そろばんノート

失業保険(基本手当)

失業中に病気になったら

ハローワーク「基本手当について」の傷病手当の説明による。

この内容は2026年10月25日時点のものです。

最終確認日 2026年10月25日

失業保険を受けている間に病気やけがで働けなくなった場合、15日以上続くときは、雇用保険の傷病手当を受け取れます。傷病手当の日額は基本手当日額と同じです。働けない期間が14日以内なら、その間も基本手当が支給されます。会社員のときに受ける健康保険の傷病手当金とは、別の制度です。

雇用保険の傷病手当

求職の申込みをしたあとに、引き続き15日以上、病気やけがのために職業に就くことができない場合に、基本手当に代えて支給されます。受け取れるのは、残っている給付日数の範囲です。申請の時期と、医師の証明など必要な書類は、受けているハローワークに確かめます。働けなかった日は、次の認定日に失業認定申告書でも申告します。

健康保険の傷病手当金との違い

健康保険の傷病手当金は、会社員などの被保険者が、業務外の病気やけがで仕事を休んだときに、加入している健康保険から支給されます。標準報酬月額をもとに計算し、通算1年6か月まで受け取れます。退職前から傷病手当金を受けていた人は、条件を満たせば退職後も続けて受け取れます(傷病手当金)。退職後に受ける傷病手当金と雇用保険の傷病手当は、同じ日について両方を受け取ることはできません。

長く働けないときは延長を

病気やけがが長引き、30日以上働けない場合は、受給期間の延長を申請する方法もあります。延長すると、治ってから基本手当を受け取れるので、給付日数を使わずに済みます(受給期間の延長)。傷病手当で受け取るか、延長して後で基本手当を受け取るかは、治るまでの見通しと残りの給付日数で考えます。

傷病手当の金額の例

基本手当日額が6,307円の人が、給付日数90日のうち30日分を受けたあとに20日間入院した場合、その20日分は傷病手当として126,140円が目安です。傷病手当を受けた日数は、残りの給付日数から差し引かれます。

15日以上の数え方

15日以上かどうかは、病気やけがで職業に就けない日が引き続いた日数で数えます。途中で治って求職活動を始めた場合は、そこまでの日数で判断されます。働けなかった期間と日数は、医師の証明と失業認定申告書の申告で確かめられます。

よくある質問

入院中に認定日が来たら?
入院などで認定日に行けないときは、早めにハローワークに連絡します。働けなかった期間が15日以上なら傷病手当、14日以内なら次の認定日に申告します。
求職の申込みの前から病気だった場合は?
傷病手当は、求職の申込みのあとに病気やけがになった場合の給付です。申込みの前から働けない状態なら、受給期間の延長を考えます。
風邪で数日休んだだけでも申告が必要ですか?
認定対象期間中に病気で求職活動ができなかった日は、失業認定申告書で申告します。14日以内なら基本手当の対象です。
傷病手当と傷病手当金は両方もらえますか?
同じ日について両方は受け取れません。どちらを受けられるかは、加入している健康保険とハローワークに確かめます。

出典と前提

最終確認日 2026年10月25日。このページは公表されているルールの説明と目安の計算です。受給資格、離職理由、給付制限、給付日数は、離職票と本人の申し出をもとにハローワークが判断します。自分の場合にどうなるかは、住所地を管轄するハローワークで確かめてください。