車検費用は、どこで受けても同じ法定費用と、依頼先ごとに違う基本料・整備代の合計です。法定費用は、自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料の3つです。車種と重さ、登録からの年数で、法定費用は次のように変わります(2026年10月時点の税額表・保険料表による目安)。
| 車 | 重量税 | 自賠責(24か月) | 検査手数料(指定工場) | 法定費用 | 基本料・整備を足した目安 | 月あたり(÷24) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 軽自動車(850kg) | 6,600円 | 18,660円 | 2,100円 | 27,360円 | 47,360円〜87,360円 | 1,973円〜3,640円 |
| 小型車(1.2トン、2019年登録) | 24,600円 | 18,560円 | 2,100円 | 45,260円 | 75,260円〜125,260円 | 3,135円〜5,219円 |
| 普通車(1.8トン、2016年登録) | 32,800円 | 18,560円 | 2,100円 | 53,460円 | 93,460円〜153,460円 | 3,894円〜6,394円 |
自動車重量税
自動車重量税は、乗用車なら車両重量0.5トンごとに税額が決まり、登録から13年を過ぎると高く、18年を過ぎるとさらに高くなります。エコカーは本則の税率になり、エコカー減税の対象なら免税や軽減になることもあります。国土交通省の2026年5月1日からの税額表では、税額は据え置かれ、エコカーの基準が令和12年度燃費基準に合わせて見直されました(国土交通省)。2年分の税額は次のとおりです。
| 車両重量(2年分) | エコカー本則 | 13年未満 | 13年経過 | 18年経過 |
|---|---|---|---|---|
| 0.5トン以下 | 5,000円 | 8,200円 | 11,400円 | 12,600円 |
| 0.5トン超1トン以下 | 10,000円 | 16,400円 | 22,800円 | 25,200円 |
| 1トン超1.5トン以下 | 15,000円 | 24,600円 | 34,200円 | 37,800円 |
| 1.5トン超2トン以下 | 20,000円 | 32,800円 | 45,600円 | 50,400円 |
| 2トン超2.5トン以下 | 25,000円 | 41,000円 | 57,000円 | 63,000円 |
| 軽自動車 | 5,000円 | 6,600円 | 8,200円 | 8,800円 |
自賠責保険料と検査手数料
自賠責保険料は、車の種類と期間ごとに全国一律で、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から平均6.2%引き上げられます(損害保険料率算出機構)。自家用乗用車の24か月分は17,650円から18,560円に、軽自動車は17,540円から18,660円になります。車検の時期の関係で25か月分(自家用乗用車は新しい料率で19,070円)を払う場合があります。
検査手数料は2026年4月1日に改定され、指定整備工場で受ける場合(保安基準適合証)は2,100円、運輸支局に持ち込む場合は普通車2,600円・小型車2,500円です(自動車技術総合機構)。表の例は、2026年11月以降に指定整備工場で受ける場合です。
基本料と整備代、2年分の総額
基本料は、24か月点検と検査の代行の料金で、依頼先によって幅があります。整備代は、点検で見つかった部品の交換と工賃で、車の年数や走った距離で大きく変わります。表の「基本料・整備を足した目安」は、このサイトが置いた一般的な幅で、実際の見積もりとは違います。
車検は2年ごとなので、総額を24で割ると、毎月いくら積み立てておけば足りるかの目安になります。自動車税や任意保険、燃料代は車検費用とは別にかかります。
見積もりを読むときの順番
見積もりを受け取ったら、まず法定費用の3つ(重量税・自賠責・印紙代)がこのページの表の額と合っているかを確かめ、次に基本料、最後に整備と部品の項目を見ます。法定費用が表の額と違う場合は、エコカーの区分や自賠責の月数、検査の受け方の違いが理由のことが多いので、店に確かめます。
よくある質問
- 13年経過はいつから数えますか?
- 国土交通省の税額表の注記では、普通車と小型車は初度登録の年月から12年10か月以後に車検証の交付を受けるときに13年経過の税額になります。軽自動車は、初度検査の年から13年たった年の11月以後です。
- 法定費用を安くする方法はありますか?
- 法定費用は法令と公表された表で決まり、依頼先では変わりません。持ち込みか指定工場かで検査手数料が少し違うだけです。
計算の前提と出典
最終確認日 2026年10月15日。ここに出る金額と日付は、公表されている税額表・保険料表・手数料と法令の定めで出した目安です。実際の金額と手続きの扱いは、運輸支局・軽自動車検査協会・都道府県・市区町村と、依頼する店が決めます。このページは、個別の車の検査の合否や税額を判断するものではありません。