そろばんノート

車検

ユーザー車検のやり方

自動車技術総合機構・軽自動車検査協会の案内による一般的な説明。

最終確認日 2026年10月15日

ユーザー車検は、店に頼まずに、自分で運輸支局(軽自動車は軽自動車検査協会)に車を持ち込んで検査を受ける方法です。払うのは法定費用(重量税、自賠責保険料、持込みの検査手数料 普通車2,600円・小型車と軽自動車2,500円)だけで、店の基本料はかかりません。そのかわり、予約、書類、点検と整備を自分で行います(国土交通省)。

  1. 自動車検査インターネット予約システム(軽自動車は軽自動車検査協会の予約システム)で検査の日と時間を予約する
  2. 24か月点検を自分で行うか、整備工場で点検だけ受けておく(後で受ける前整備・後整備のどちらでもよい)
  3. 当日、運輸支局の窓口で申請書と重量税納付書を用意し、検査手数料と重量税を納め、自賠責に加入する
  4. 検査コースで外観・灯火・ブレーキ・スピードメーター・ヘッドライト・排気ガス・下回りの検査を受ける
  5. 合格すれば、その日のうちに新しい車検証と検査標章(車検シール)を受け取る

落ちたときの再検査

検査で不合格の項目があった場合は、その日のうちに整備して、同じ日に再び検査を受けられることがあります(同じ日に受けられる回数には上限があります)。その日に直せない場合は、限定自動車検査証の交付を受けると、一定の期間内に不合格だった項目を再検査で受けられ、そのときの持込みの手数料は2,100円です。扱いは運輸支局の案内で確かめてください。

運輸支局の近くには、ヘッドライトの光軸などを調整する予備検査場(テスター屋)があり、検査の前に有料で調整を頼めます。光軸は不合格になりやすい項目の一つです。

向いている人、向いていない人

平日の日中に時間がとれて、車の状態を自分で確かめられる人は、ユーザー車検で費用を抑えられます。年数のたった車や、点検で交換が必要な部品が出そうな車は、整備の手配に手間がかかり、結果として店に頼むより時間も費用もかかることがあります。

ユーザー車検は検査に合格するかを確かめる手続きで、整備の品質を保証するものではありません。ブレーキやタイヤなどの消耗品は、合格していても次の2年を安全に走れるかを考えて交換します。

費用の目安

法定費用だけを払う場合の目安は、車検費用 計算ツールで受け方を「運輸支局に持ち込む」にすると出せます。点検を工場に頼む場合は、その費用が加わります。

当日の持ち物と時間の目安

当日は、車検証、自賠責保険の証明書、点検整備記録簿(点検をした場合)、手数料と重量税を払うお金を持っていきます。窓口で書類をそろえ、検査コースに並び、合格して新しい車検証を受け取るまで、混み具合によって半日ほどかかることがあります。予約した時間の前に着いて、書類の手続きを先に済ませておくと、検査コースに入る時間に間に合います。

検査コースでは、係員の指示に従ってライトやワイパーを操作し、ブレーキを踏みます。初めての人は、運輸支局が公開している検査の流れの説明や動画を前もって見ておくと、当日あわてずに済みます。

費用の比べ方

ユーザー車検で節約できるのは、店の基本料と代行料です。予備検査場の調整料や、点検を工場に頼む費用、平日に休むことの負担を足して、店に頼んだ場合の見積もりと比べると、自分に合う受け方を選べます。

軽自動車のユーザー車検

軽自動車は、軽自動車検査協会の事務所で検査を受けます。予約は協会の予約システムで行い、窓口で軽自動車用の申請書を受け取ります。

よくある質問

ユーザー車検は土日にできますか?
運輸支局と軽自動車検査協会の検査は平日のみです。
点検整備記録簿がないと受けられませんか?
点検整備記録簿は提出書類ではありませんが、点検をして記録しておくことが望まれます。

計算の前提と出典

最終確認日 2026年10月15日。ここに出る金額と日付は、公表されている税額表・保険料表・手数料と法令の定めで出した目安です。実際の金額と手続きの扱いは、運輸支局・軽自動車検査協会・都道府県・市区町村と、依頼する店が決めます。このページは、個別の車の検査の合否や税額を判断するものではありません。