月給と賞与、扶養する家族、保険料などを入れると、令和8年分の年末調整でいくら戻るか(足りない場合はいくら引かれるか)と、源泉徴収票に載る主な金額の見込みを計算します。月給30万円で独身、賞与なしなら、1年間に引かれた所得税75,840円に対して年税額は44,400円で、31,440円の還付です。
| 支払金額(給与と賞与の合計) | 3,600,000円 |
|---|---|
| 給与所得控除後の金額 | 2,440,000円 |
| 所得控除の額の合計額 | 1,568,840円 |
| 源泉徴収税額(年税額) | 44,400円 |
| 1年間に引かれた所得税 | 75,840円 |
| 年末調整の結果 | 還付 31,440円 |
計算のしかた
1年間に引かれた所得税は、毎月の給与から社会保険料を引いた額を令和8年分の月額表(甲欄)に当てはめた額と、賞与から社会保険料を引いた額に前月の給与で決まる算出率をかけた額の合計です。扶養親族等の数には、扶養親族と、合計所得95万円以下の配偶者(源泉控除対象配偶者)を数えています(国税庁 源泉徴収税額表)。
年税額は、給与の合計から令和8年分の給与所得控除を引いた給与所得から、社会保険料、生命保険料と地震保険料の控除、基礎控除、配偶者控除、扶養控除などを引き、1,000円未満を切り捨てた課税所得に税率をかけます。住宅ローン控除を引いた後に復興特別所得税の2.1%を加え、100円未満を切り捨てます(令和8年分 年末調整のしかた)。
源泉徴収票の見方
源泉徴収票の「支払金額」は1年間の給与と賞与の合計、「給与所得控除後の金額」は給与所得、「所得控除の額の合計額」は社会保険料や基礎控除などの合計、「源泉徴収税額」は年末調整で確定した1年分の所得税(復興特別所得税を含む)です。ツールの「年末調整の結果」は、1年間に引かれた所得税と源泉徴収税額の差です。
源泉徴収票は、翌年1月31日までに勤務先から受け取ります。住宅ローンの審査や確定申告で使うので、保管しておきます。
よくある質問
- 賞与の月や金額で結果は変わりますか?
- 賞与の源泉徴収は前月の給与で決まる率で計算するため、同じ年収でも賞与の額によって1年間に引かれた所得税が変わり、還付額も変わります。
- 年の途中で入社した場合は?
- 給与を受けた月数を選びます。前の勤務先の給与がある場合は、その分を含めて年末調整されるため、前職の源泉徴収票の額も合わせて考えます。
入力のしかた
月給には、通勤手当(非課税の部分)を除いた額面の給与を入れます。残業代で毎月の給与が違う人は、1年間の給与の合計を月数で割った額を入れると目安になりますが、毎月の源泉徴収税額は月ごとの給与で決まるため、実際の額とは少し違います。賞与は、支給された額面の額を回数ごとに入れます。
扶養親族は、16歳以上で合計所得金額が62万円以下の家族の人数を、一般・特定(19〜22歳)・老人(70歳以上)に分けて入れます。配偶者は給与収入を入れると、配偶者控除・配偶者特別控除と、毎月の源泉徴収の扶養の数(合計所得95万円以下)を判定します。
ツールが扱わないもの
障害者控除、寡婦控除、ひとり親控除、同居老親の加算、所得金額調整控除、前職の給与は、このツールでは扱っていません。これらに当てはまる人は、勤務先の年末調整の結果で確かめてください。
計算の前提と出典
最終確認日 2026年10月14日。ここに出る金額は、公表されている計算式と令和8年分の税額表で出した目安です。実際の還付・追徴と源泉徴収票の金額は、勤務先が行う年末調整の結果で決まります。申告書には、事実のとおりに記入してください。このページは、どなたかの税額や控除の可否を判断するものではありません。