そろばんノート

介護保険料のしくみ

介護保険料の一覧表(40〜64歳・協会けんぽ令和8年度)

協会けんぽの40〜64歳の介護保険料は、標準報酬月額に全国一律の1.62%を掛けた額で、会社と本人が半分ずつ負担します。標準報酬月額30万円なら全体4,860円、本人負担2,430円で、賞与にも同じ率がかかります。

この料率は2026年10月18日時点のものです。

最終確認日 2026年10月18日

標準報酬月額ごとの介護保険料(50等級)

協会けんぽの介護保険料は、都道府県ごとに違う健康保険料率とは別の、全国一律の率です。令和8年度は3月分(4月納付分)から1.62%で、どの都道府県の会社でも同じ表になります。

表の全体は標準報酬月額に1.62%を掛けた額、本人負担はその半分を、50銭以下は切り捨て、50銭を超えると切り上げて円にした額です。会社負担は全体から本人負担を引いた残りで、銭の単位まで書いています。報酬月額は、基本給に通勤手当や残業代などを合わせた1か月の報酬で、その範囲から等級を探します。

たとえば月給29万5,000円は29万円以上31万円未満の行なので、標準報酬月額は30万円、本人負担は2,430円です。月給60万円は57万5,000円以上60万5,000円未満の33等級で、標準報酬月額59万円、本人負担4,779円です。40歳未満と65歳以上の人には、この表の介護保険料はかかりません。

等級報酬月額標準報酬月額全体本人負担会社負担
163,000円未満58,000円939.6円470円469.6円
263,000〜73,000円未満68,000円1,101.6円551円550.6円
373,000〜83,000円未満78,000円1,263.6円632円631.6円
483,000〜93,000円未満88,000円1,425.6円713円712.6円
593,000〜101,000円未満98,000円1,587.6円794円793.6円
6101,000〜107,000円未満104,000円1,684.8円842円842.8円
7107,000〜114,000円未満110,000円1,782円891円891円
8114,000〜122,000円未満118,000円1,911.6円956円955.6円
9122,000〜130,000円未満126,000円2,041.2円1,021円1,020.2円
10130,000〜138,000円未満134,000円2,170.8円1,085円1,085.8円
11138,000〜146,000円未満142,000円2,300.4円1,150円1,150.4円
12146,000〜155,000円未満150,000円2,430円1,215円1,215円
13155,000〜165,000円未満160,000円2,592円1,296円1,296円
14165,000〜175,000円未満170,000円2,754円1,377円1,377円
15175,000〜185,000円未満180,000円2,916円1,458円1,458円
16185,000〜195,000円未満190,000円3,078円1,539円1,539円
17195,000〜210,000円未満200,000円3,240円1,620円1,620円
18210,000〜230,000円未満220,000円3,564円1,782円1,782円
19230,000〜250,000円未満240,000円3,888円1,944円1,944円
20250,000〜270,000円未満260,000円4,212円2,106円2,106円
21270,000〜290,000円未満280,000円4,536円2,268円2,268円
22290,000〜310,000円未満300,000円4,860円2,430円2,430円
23310,000〜330,000円未満320,000円5,184円2,592円2,592円
24330,000〜350,000円未満340,000円5,508円2,754円2,754円
25350,000〜370,000円未満360,000円5,832円2,916円2,916円
26370,000〜395,000円未満380,000円6,156円3,078円3,078円
27395,000〜425,000円未満410,000円6,642円3,321円3,321円
28425,000〜455,000円未満440,000円7,128円3,564円3,564円
29455,000〜485,000円未満470,000円7,614円3,807円3,807円
30485,000〜515,000円未満500,000円8,100円4,050円4,050円
31515,000〜545,000円未満530,000円8,586円4,293円4,293円
32545,000〜575,000円未満560,000円9,072円4,536円4,536円
33575,000〜605,000円未満590,000円9,558円4,779円4,779円
34605,000〜635,000円未満620,000円10,044円5,022円5,022円
35635,000〜665,000円未満650,000円10,530円5,265円5,265円
36665,000〜695,000円未満680,000円11,016円5,508円5,508円
37695,000〜730,000円未満710,000円11,502円5,751円5,751円
38730,000〜770,000円未満750,000円12,150円6,075円6,075円
39770,000〜810,000円未満790,000円12,798円6,399円6,399円
40810,000〜855,000円未満830,000円13,446円6,723円6,723円
41855,000〜905,000円未満880,000円14,256円7,128円7,128円
42905,000〜955,000円未満930,000円15,066円7,533円7,533円
43955,000〜1,005,000円未満980,000円15,876円7,938円7,938円
441,005,000〜1,055,000円未満1,030,000円16,686円8,343円8,343円
451,055,000〜1,115,000円未満1,090,000円17,658円8,829円8,829円
461,115,000〜1,175,000円未満1,150,000円18,630円9,315円9,315円
471,175,000〜1,235,000円未満1,210,000円19,602円9,801円9,801円
481,235,000〜1,295,000円未満1,270,000円20,574円10,287円10,287円
491,295,000〜1,355,000円未満1,330,000円21,546円10,773円10,773円
501,355,000円以上1,390,000円22,518円11,259円11,259円

賞与にかかる介護保険料

賞与の介護保険料は、賞与の額から1,000円未満を切り捨てた標準賞与額に、月の保険料と同じ1.62%を掛けて出し、会社と本人で半分ずつ負担します。4月から翌年3月までの標準賞与額の累計が573万円を超えた分にはかかりません(健康保険法45条)。健康保険法でいう賞与は、名前にかかわらず3か月を超える期間ごとに受ける報酬のことです(3条6項)。

賞与の額標準賞与額全体本人負担会社負担
100,000円100,000円1,620円810円810円
255,800円255,000円4,131円2,065円2,066円
500,000円500,000円8,100円4,050円4,050円
1,000,000円1,000,000円16,200円8,100円8,100円
1,500,000円1,500,000円24,300円12,150円12,150円
3,000,000円3,000,000円48,600円24,300円24,300円

1年間の会社負担の目安

月給と同じ額の賞与が年2回出る場合の、1年間の介護保険料です。会社負担は全体から本人負担を引いた額で、月ごとと賞与ごとの端数の違いがあるため、本人負担とちょうど同じにはなりません。

月給(賞与は月給と同額を年2回)等級・標準報酬月額1年間の全体本人負担会社負担
200,000円17等級・200,000円45,360円22,680円22,680円
300,000円22等級・300,000円68,040円34,020円34,020円
400,000円27等級・410,000円92,664円46,332円46,332円
500,000円30等級・500,000円113,400円56,700円56,700円

表を読むときの注意

給与明細では、健康保険料と介護保険料を合わせた額で端数を処理するので、介護保険料の欄の金額がこの表と1円違うことがあります。健康保険料・厚生年金保険料と合わせた本人負担は、社会保険料 早見表で都道府県を選んで確かめます。

標準報酬月額は、毎年4〜6月の報酬の平均で決まり、その年の9月から1年間使われます。昇給などで固定的な賃金が変わり、2等級以上の差が出たときは随時改定で途中から変わります。健康保険組合と共済組合の人は、加入先の介護保険料率で計算し直してください。

よくある質問

介護保険料は会社が半分払うのですか?
健康保険法161条で、保険料は被保険者と事業主が半分ずつ負担します。会社を辞めて任意継続被保険者になった人は、介護保険料を含めて全額を自分で納めます。
産休や育休の間も介護保険料はかかりますか?
会社が申し出ると、産前産後休業と育児休業の間は、健康保険料と一緒に介護保険料も徴収されません(健康保険法159条・159条の3)。
月給が139万円を超えると介護保険料はどうなりますか?
標準報酬月額は139万円(50等級)が上限なので、月給が1,355,000円以上なら介護保険料は全体22,518円、本人負担11,259円で変わりません。

出典と計算の前提

最終確認日 2026年10月18日。金額は、このページに書いた決まりで計算した目安です。実際の保険料は、会社員は給与明細と会社の担当部署、65歳以上は市区町村から届く介護保険料の決定通知書が正式です。このページは一般的な情報で、個別の保険料や手続きは、加入している健康保険(協会けんぽ・健康保険組合・共済組合)と、お住まいの市区町村の介護保険の窓口で確かめてください。