そろばんノート

家計簿の始め方

家計簿の項目一覧と分け方

予算の例は、そろばんノートの家計簿テンプレートの記入例の家庭(夫婦と子ども1人)のものです。

最終確認日 2026年10月17日

家計簿の項目は、固定費・変動費・特別費・貯蓄の4つの分類を先に決め、その中に具体的な項目を置くと迷いません。続けやすさを優先するならざっくり7項目、使い道を細かく見直したいなら20項目ほどがひとつの目安です。

ざっくり派の7項目

項目が少ないほど、入力のたびに迷う時間が減ります。最初の3か月はざっくり7項目で記録して、合計が大きい項目や増え方が気になる項目だけを、あとから分けていく方法もあります。

ざっくり派の7項目分類入れるもの
住居費固定費家賃・住宅ローン・管理費
水道光熱・通信固定費電気・ガス・水道・スマートフォン・ネット・サブスク
保険・教育固定費保険料・学費・塾
食費・日用品変動費食材・外食・洗剤・紙類
そのほかの生活費変動費交通・医療・衣服・美容・交際・趣味
特別費特別費旅行・帰省・家電・冠婚葬祭・年払い
貯蓄・投資貯蓄・投資先取りの貯金と積立

7項目でも、固定費と変動費を分けておくと、毎月ほぼ同じ額で出ていくお金と、使い方で変わるお金が区別できます。見直しで効果が出やすいのは固定費で、一度契約を変えれば翌月以降もずっと下がります。

細かく派の20項目

テンプレートに最初から入っている18項目に、車を持つ家庭の車関係と、家族それぞれのこづかいを足すと20項目になります。表の予算は記入例の家庭(夫婦と子ども1人)のもので、合計は月322,000円です。

細かく派の20項目分類予算の例(月)
住居費固定費85,000
水道光熱費固定費18,000
通信費固定費9,000
保険料固定費12,000
サブスク固定費3,000
教育費固定費15,000
食費変動費60,000
日用品変動費8,000
交通費変動費6,000
医療費変動費5,000
衣服・美容変動費8,000
交際費変動費8,000
趣味・娯楽変動費10,000
子ども費変動費10,000
特別費(行事・旅行)特別費10,000
特別費(家電・家具)特別費5,000
貯金貯蓄・投資30,000
投資(積立)貯蓄・投資20,000
車関係(ガソリン・駐車場)変動費(家庭による)
こづかい変動費(家庭による)

特別費を「行事・旅行」と「家電・家具」の2つに分けているのは、毎年ほぼ決まって出ていくものと、何年かに1回の買い替えとで、準備のしかたが違うからです。

家計調査の費目と比べる

総務省の家計調査は、消費支出を10の費目に分けています。2025年の二人以上の世帯の平均では、1か月の消費支出314,001円のうち、食料が約30%を占めました(家計調査 2025年平均結果の概要)。費目と家計簿の項目を対応させておくと、自分の家の支出を全国の平均と並べて見られます。

家計調査の費目1か月(円)家計簿の項目の例
食料94,895食費
住居18,678住居費
光熱・水道24,547水道光熱費
家具・家事用品13,068日用品、家電・家具
被服及び履物10,063衣服・美容
保健医療15,863医療費
交通・通信45,730交通費、通信費、車関係
教育11,939教育費
教養娯楽32,125趣味・娯楽、旅行
その他の消費支出47,093交際費、こづかい、子ども費など

家計調査の費目には、税金や社会保険料(非消費支出)と、貯金(黒字の一部)は入っていません。家計簿で給与を手取りで記録する場合も、税金と社会保険料は引かれたあとなので、項目に足す必要はありません。

迷う支出の置き場所

サブスクは、毎月同じ額が引き落とされるなら固定費に入れます。年払いのものは、払う月に特別費として入れるか、12で割って毎月の予算に入れておきます。どちらにするかを決めたら、年の途中で変えないことが大事です。

医療費は変動費ですが、ほかの項目にまとめず、医療費として独立させておきます。1年分の合計がわかると、医療費控除の計算の準備になるからです。薬局で買った薬や通院の交通費も、医療費控除の対象になるものがあるので、メモの欄に内容を書いておくとあとで探せます。

子ども費は、学校の授業料や塾の月謝を教育費、習い事や服、おもちゃ、おこづかいを子ども費のように、線を引く場所を家庭で決めます。ATMで引き出した現金や、電子マネーへのチャージは、使ったときに項目をつけて記録し、引き出しやチャージの時点では支出にしません。

細かく派の表のうち18項目は、テンプレートの設定シートに最初から入っていて、名前の書き換えと追加ができます。

家計簿テンプレート(無料)を見る

よくある質問

項目はいくつがいいですか?
続けられる数が一番です。最初は7項目ほどで始め、合計が大きい項目だけを分けていくと、増やしすぎを防げます。テンプレートは20項目まで入れられます。
途中で項目を変えてもいいですか?
変えられますが、年の途中で分け方を変えると、変える前と後の月を比べにくくなります。名前だけを変える場合は、すでに入れた行の項目も同じ名前に直します。
こづかいはどう扱いますか?
家族それぞれに決まった額を渡すなら、こづかいとして渡した日に1行入れ、その先の使い道は記録しない方法が手軽です。使い道まで見たい場合は、本人の分も項目に分けて記録します。

出典と前提

最終確認日 2026年10月17日。表の金額は、そろばんノートの家計簿テンプレートの記入例か、ページに書いた条件で計算した例です。このページは、特定の家計簿アプリや金融機関、カードをすすめるものではありません。