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家計簿の始め方と無料テンプレート

金額の例は、そろばんノートの家計簿テンプレートの記入例(夫婦と子ども1人の家庭のサンプル)で計算した値です。

最終確認日 2026年10月17日

Excelファイルをダウンロード(無料)手書き用PDFをダウンロード(無料)記入例のPDFを見る

家計簿テンプレートの12月の記入例
12月の記入例。項目を選んで金額を入れると、右側に予算との差と今月の収支が出ます。

家計簿は、支出のたびに日付・項目・金額・支払方法を書き、月末に項目ごとの合計を予算と比べるところから始めます。上の無料テンプレートは、ExcelでもGoogleスプレッドシートでも使え、月と年の集計、クレジットカードの引落月まで自動で出します。

1か月を締めると何がわかるか

テンプレートの記入例(夫婦と子ども1人の家庭のサンプル)の11月を締めると、下の表のようになります。収入から支出と先取りの貯蓄を引いた残りは18,042円で、先取り分と合わせて収入の23.9%を残せた月でした。

11月の集計金額
収入(給与の手取り)285,000円
支出(固定費・変動費・特別費)216,958円
貯蓄・投資(先取り)50,000円
残り(収入 − 支出 − 貯蓄・投資)18,042円
貯蓄率(貯蓄・投資と残り ÷ 収入)23.9%

同じ記入例を1年分まとめると、収入は4,380,000円、支出は2,676,718円、貯蓄率は38.9%です。賞与のある6月と12月は残りが大きく、旅行や帰省のあった7月と8月は小さくなります。1か月だけで判断せず、年間の表で月ごとの波を見ると、特別費の準備が足りているかがわかります。

家計簿とは

家計簿は、家庭に入ってくるお金と出ていくお金を記録する帳簿です。会社の帳簿のように決まった書式はなく、目的に合わせて項目や書き方を自分で決めます。記録を続けると、何にいくら使っているかが数字で見え、予算を立てる、貯金の額を決める、保険や通信費を見直す、といった判断の材料になります。

国の統計では、総務省の家計調査が全国の家庭に家計簿をつけてもらい、毎月の収入と支出を集計しています。2025年の二人以上の世帯の消費支出は1か月314,001円で、そのうち食料が94,895円、交通・通信が45,730円でした(家計調査 2025年平均結果の概要)。自分の家の数字と並べると、どの費目が多いかの見当がつきます。

始める順番

最初に決めるのは項目です。迷ったら、固定費・変動費・特別費・貯蓄の4つの分類を先に置き、その下に7個から20個ほどの項目を並べます。項目の例と、どちらに入れるか迷う支出の扱いは家計簿の項目一覧にまとめています。

次に、記録の方法を決めます。Excelやスプレッドシートなら合計が自動で出て、紙なら書くだけで始められます。自分で表を作る場合の最小の形はエクセルとスプレッドシートで作る方法で説明しています。

カードで払うことが多い家庭は、使った月と引き落とされる月がずれるので、どちらの月で数えるかを最初に決めておきます。考え方はクレジットカードのずれのページにあります。

つけ方を選ぶ

口座や現金、カードの残高まで1つの表で合わせたい人には、複式簿記でつける家計簿という方法もあります。取引ごとに増えたものと減ったものを書くので手間は増えますが、資産と負債の動きまで見えます。

年金で暮らす家庭は、年金が2か月に1回まとめて入るため、月ごとの収支が見えにくくなります。年金生活の家計簿のつけ方では、振込額を月割りにして見る方法と、医療費の累計の取り方を説明しています。

どの方法でも、完璧に記録するより、続けることを優先します。数百円の差が合わない月があっても、月の合計と大きな支出がつかめていれば、見直しの材料としては十分です。

よくある質問

家計簿は何から始めればいいですか?
今月の1日からではなく、今日から記録を始めます。最初の月は予算を決めずに記録だけをして、翌月にその実績を見て予算を置くと、無理のない金額になります。
毎日つけられないときは?
レシートを1か所にまとめておき、週末に1週間分を入れる方法でも続けられます。カードや口座の支払いは明細から入れられるので、毎日書くのは現金で払った分だけにすると負担が減ります。
レシートは取っておいたほうがいいですか?
家計簿に入れ終わるまでは取っておきます。医療費の領収書は、医療費控除を受けた場合、確定申告の期限から5年を経過する日まで、税務署から提示や提出を求められることがあります(国税庁 No.1120)。家計簿に入れたあとも、ほかのレシートとは分けて保管します。

出典と前提

最終確認日 2026年10月17日。表の金額は、そろばんノートの家計簿テンプレートの記入例か、ページに書いた条件で計算した例です。このページは、特定の家計簿アプリや金融機関、カードをすすめるものではありません。